2008年12月03日

農業研修生の、とある一日・後編

2年ほど前の、農業研修生(僕)の、とある一日の風景。午後です。


基本的に、僕の農業研修生生活では、
「収穫は午前、午後は管理作業」という流れが多かったです。

管理作業とは、野菜のお世話ですね。

種をまいたりとか、畑に肥料を入れたりとか、
余計な葉っぱを除いたりだとか、雑草をとったりだとか、マルチ張りだとか。

日替わりで、いろんなことをしていました。



キツイものから、楽勝のものまで、いろいろあるのですが。
中でも、肉体的に最もキツイものをご紹介しましょうか。



畑に肥料を入れる。通称、牛糞散布です。



有機農業でよく使われる肥料の一つに、牛糞堆肥というのがあります。

名前だけ聞くと、ウンコの塊みたいですが、
実際の牛糞堆肥は、ウンコを連想させるようなものじゃありません。

牛糞堆肥が、どのように作られるかというと。



牛舎では、床にオガクズを大量に敷いています。
そこに、牛がウンコをしますわな。トイレがあるわけじゃないし。

ウンコまみれになったオガクズごと、
一箇所に集めておき、そいつを微生物発酵させます。
(8割オガクズ、2割ウンコという感じ)

ウンコは臭いですが、きちんと微生物発酵させた牛糞堆肥は、
そう臭いものでは、ありません。

ま、もとが「ウンコ」であることには変わりませんから、
あまり気持ちのいいものじゃありませんが。

この牛糞堆肥なるものを、畑に入れて、
土をよくかき混ぜて、そこに作物を植えるんですな。



そのために、牛糞堆肥を、畑に均一に撒く必要があります。
それが「牛糞堆肥散布」。


僕が牛糞堆肥散布に使える道具は、唯一「バケツ」。

畑の一箇所に、自分の背丈以上に積まれた牛糞堆肥を、
バケツ2個でもって、広大な畑に、均一に撒き散らしていきます。

(畑までは牛糞堆肥業者が、トラックに載せて持ってくるのです)



これが、肉体が滅びかねないハードな作業。

もうね、重い。とにかく重い。そして、牛糞堆肥は発酵しているから、熱い。
湯気がモウモウと立ち上がるくらいに、熱を持っています。

こいつをスコップで、バケツ満杯に入れて、
よっこらよっこら運んでいき、やけくそ半分にブン撒きます。

世の中には「堆肥散布機」という夢の道具もあるようですが、
そのときの僕が使えたのは、バケツ2個。

1時からはじめて、牛糞堆肥散布が終わったのが、3時間後の4時。
みんな、へとへとになります。



牛糞堆肥まみれになった服を着替え。水を飲み。

次の作業へと向かいます。



一日の最後には、朝と夕方にしか収穫できない
「葉物野菜」の収穫がありますが、それには、まだ時間があります。

もう少し、日が落ちないと、収穫できません。
(葉っぱが、しんなりとしてしまうから)

一足先に畑に行き、草取りをしましょう。



ちなみに。

「草刈り」は、土手や空き地の草を、機械で刈る行為。
「草取り」は、作物の間に生える雑草を、鎌で刈っていく行為。

これから「草取り」を行います。ニンジン畑の草取りです。



細いニンジンを切らないように、雑草だけを丁寧に刈っていきます。
(内緒だけど、ときどきニンジンも切れる)

これがまた、袋詰め(昨日のメルマガで紹介)に負けず劣らず、
繊細なというか、体力は使わないけれど神経を使う作業。

密集する雑草&作物の中から、雑草だけを刈り取ります。

時間はあっという間に過ぎ去ってゆき。午後5時。



一日の最後の作業。葉物野菜の収穫をはじめます。

季節によって、小松菜・ホウレンソウ・水菜・モロヘイヤなど、
いろいろな野菜がありますが。

大きなものから、ハサミでパチパチ根本を切り、収穫。
こんなものは、牛糞堆肥散布に比べれば、はるかに楽な作業です。



そんなこんなで。

一日動いて、家に帰れば7時ごろ。また明日頑張りましょう、となります。



はい。

別に、オチないですよ。



「農業研修生」の一日は、こんな感じだったよ、という話です。僕の場合。
2年ほど前には、週6日、そういう日々を過ごしておりました。

何かの参考になれば幸いです。



banner

ぽちっとクリックお願いします。

posted by 加藤のどか at 15:09| 高知 ☀| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

農業研修生の、とある一日・前編

2年ほど前。


僕は、農家さんのところで、農業見習いをしておりました。
いわゆる「農業研修生」という立場です。

町から給料をもらいつつ、農家さんのところで働きながら、
現場の作業で、農業というものを学んでみるという。


そーゆーことをやっていたんです。


僕の体験は、あくまで一人だけの体験ですが。

農業研修生ってのは、こんなことをやるんだよということを書けば、
これから農業を目指す方々の参考にでもなるかなと思ったので。(今更)

農業研修生の一日とは、どのようなものだったのか。

記憶の底をかき回して、ちょいと振り返ってみましょう。





ある夏の、一日。
農家は、こんなふうに働いています。





朝、8時。僕を含めた何人かの研修生が集合。
その日の天候によって作業が決められます。

僕の仕事は、まずはオクラの収穫から。

オクラは、1日2回収穫しないと、大きくなりすぎてしまうという野菜。
朝1回、夕方1回、収穫しないといけません。


僕は、何が嫌いかといって、オクラの収穫が大嫌いでした。


オクラっていうのは、葉っぱや茎に小さなトゲというか、
毛のようなものが、びっしりと生えているんですが。

僕は皮膚が人より弱いらしく、ちょっとでも皮膚が「オクラの毛」に触ると、
そこが発疹のような状態になってしまい、かゆくてしょうがなかったんです。

一緒に研修していた人の中には、半そででオクラの収穫をする
ツワモノもいましたが、僕の場合は、長袖長ズボン&手袋は勿論、
長袖と手袋の間の空間(手首)がさらされないように、
自作の手首ガードをつけていたくらいです。



朝一番で、大嫌いなオクラの収穫を終えると。

オクラを車に積んで、持ってかえって、9時。



今度はまた、違う野菜の収穫です。

僕が研修していた農家さんは、有機無農薬の多品目栽培だったので、
その季節に合った、あらゆる種類の野菜がありました。

常に10種類近くの野菜が、収穫状態にあります。

10種類の野菜、いつでもどれでも収穫していいというワケではなく。

オクラや、葉物野菜(小松菜とか、ホウレンソウとか、モロヘイヤとか)は、
昼になると、くたっとしてしまうので、基本は朝夕の収穫です。

9時以降、日が高くなってきてからは、
くたっとしない野菜の収穫になります。

具体的には。

ダイコン・ニンジン・トマト・ナス・ピーマンなどですね。



夏のある日。

オクラのあとは、ダイコンの収穫に行きます。



ダイコンの収穫は、とにかく重い! 

ダイコンは、1本だけなら別に重くないですけれどね。

箱に入れて、10本、20本を一度に運ぶとなると、
僕のような、箸より重いものを持たずに育ってきた
シティボーイにとって、かなりの負担!(←自分で言うか)

夏のカンカン照りの日なんかだと、汗びっしょりになります。
着替えと、2リットルペットボトルに入れた水は、欠かせません。

多い日では、午前中だけで2リットルの水を飲みきることもありました。

そんなこんなで、ダイコンの収穫を終えると、午前10時半。



収穫してきたダイコンは、洗って泥を落とします。

1本1本、まぁ、それほど丁寧に洗うわけじゃないですが。
スポンジで、サクサクと洗ってゆきます。

ダイコンの専業農家さんだと、「ダイコン洗浄機」なんてのもあるのですが、
少量多品目栽培の農家さんでは、そんな機械はありません。

一つ一つ、手洗いです。



 ダイコンを 洗い終わって 11時   (偶然の575を拾う川柳貧乏)



昼まで1時間、中途半端な時間が余ったので、
「袋詰め」をやることになりました。

野菜を直売するのであれば、袋詰めは、避けて通れない作業です。

直売所で販売するにしても、直接宅配するにしても、
一つ一つ、野菜を袋に入れて「商品」にしないといけません。

見た目の違いもありますが、それ以上に、鮮度の問題があります。

小松菜などの葉物野菜は勿論のこと、
ダイコンでも、袋に入っているものと、入っていないものとでは、
劣化スピードがかなり違います。



この袋詰めは。



僕の最も苦手とする作業の一つでした。

とにかく僕は性格的に、単純作業を正確に繰り返すということが
できない人間。15分で投げ出したくなります。投げ出さないけど。

まだ、ダイコン・ニンジン・トマトのように、
簡単に袋詰めできるものならいいんですけれどね。

小松菜なんかは、一つ一つ、規定の重量を計って、
丁寧に袋詰めしないといけない。

袋詰めという作業は、肉体的には「ダイコン収穫」なんかよりも、
ずっと楽なんですけれど。精神的に侵されていきます。



袋詰めが、30分や、1時間くらいならばいいんですけれど。
「今日は雨だから、朝から夕方まで袋詰め」なんてコトになった場合。


もうね、デスですよ。死。


ヤマザキパンの工場では、流れてくるパンの上に
ひたすらレタスを乗せる仕事があると、風の噂に聞きますが。

あの仕事に就いている人、本当に尊敬します。僕には無理です。



30分の袋詰め作業を、主観的に2時間ほどかけて終えた後。

12時から1時までの、お昼休憩。
研修生みんなそろって、持ってきたお弁当を食べて、つかの間の休息です。



午後の話は、明日に続きます。


banner

ぽちっとクリックお願いします。
posted by 加藤のどか at 15:07| 高知 ☀| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月21日

日本農業の再生策

僕が愛読しているメールマガジンの一つに
『経済ニュースゼミ』というものがあるのですが。

そこに、こんな話が載っていました。
http://archive.mag2.com/0000143981/20081105163417000.html

日本農業の再生策について。

詳しくは上の話を読んでほしいのですが、無理やり3行でまとめるならば。



米の輸出入を自由化して、日本の米の安全性と美味しさをアピールして、高価格
で海外に売ればいいんじゃね? 外人にも金持ちは多いからね! 外国から安い
米が輸入されるけど、そらしょうがない。んで、減反政策と補助金は止めること。



ということです。無理やりまとめてみました。



日本農業の再生策。

壮大なテーマですね。

一つ、僭越ながら、僕も論じてみることにしましょう。



『経済ニュースゼミ』さんの、米の輸出入を(ちょっとだけ)自由にするという
意見には、賛成です。

これは「田んぼが荒れないように、補助を行いながら、守り続ける」という
条件をつけた上での話ですが。

ちょっと甘いようですが、ある程度の保護を続けて、
田んぼを守り続けないと(耕作し続けるようにしないと)いけないと思います。

一度、荒れ果てた田んぼは、もとに戻すのがとても難しいからです。

輸出入自由化の結果、もしかしたら、米の価格が下がって、
経営が立ち行かなくなり、耕作放棄する農家が出てくるかもしれません。

そういう農家が出ないように、最低限の補助は行わなきゃいけないと思います。

ちょっと甘いようですが、田んぼというのは、
2〜3年、耕作しなかったら荒れ果ててしまい、
復活させるのが難しくなってしまうため、補助は必要だと思うのです。

これは「守り」の部分ですね。



そして。



「攻め」の方策。

海外に、日本の米を売る。

これは、バリバリやるべきだと思います。
日本の米は、安全だし、美味しいし、海外の富裕層にも売れるはずだと思います。


が。


今ある、コシヒカリなどの、日本の米(日本人向けの米)を売るのではなく。
最初から、海外に売る用の米を作ったほうが、いいのではないかと思います。



具体的には、インディカ米です。



米は、大きく2種類に分けることができます。


ジャポニカ米と、インディカ米。


ジャポニカ米というのは、我々が普段食べている米。
もちもちしていて、粘りがある米です。

コシヒカリ・アキタコマチ・ササニシキ・ヒノヒカリ・もち米、
すべてジャポニカ米です。



一方、インディカ米というのは。

10年ほど前、米不足のときに話題になった「タイ米」なんかが、そうですね。

細長くて、粘りがなくて、サラサラしている米。
調理方法もジャポニカ米とは違い、炊飯器で炊くというよりも、
パスタのように「茹でる」のです。米を茹でて、ざるにあげるようなやり方。

こじゃれたレストランなんかだと、ピラフやカレーなどに、
インディカ米を使用しているところも、あるんじゃないでしょうか。



実は、世界ではインディカ米のほうが主流。
世界で生産されている米の8割ほどは、インディカ米だそうです。

日本の米、すなわち、もちもちした粘り気のあるジャポニカ米というのは、
世界的に見れば、特殊な米なんです。



だったら。

最初から輸出向けに、インディカ米を作っちゃえばいいんじゃねぇか。

東南アジアとか、インドとか、欧米の金持ち相手に、売ればいいんじゃねぇか。

と、思うんですよ。



海外の市場を調査して、どんな米を彼らが求めているのかを知り、
栽培技術を学び、日本で栽培する。

簡単なことだと思います。

僕は、日本の農業技術というのは、世界一だと思っています。

ジョジョ風に言うならば
『我がニッポンの農業技術は世界一ィィィ!!!』だと思っています。
(右手を天に掲げ、上方を見上げながら、声高らかに)



日本の農業って「やればできる子」なんですよ。

ただ、やっていない。やろうとしていない。海外になんて売ろうともしていない。



つまり「生産」の部分は、超得意なんです。苦手なのは「営業」。

必要なのは、宮崎県のヒガシ知事のようなセールスマンです。
日本の米を世界に売り込む、セールスマン農林水産大臣の出現ですよ。

そして「世界ではこういう米が求められています。これを作ってください」
といって、種を渡せば、日本の農民は作れるんです。(と、僕は思う)



な〜んてことを。

実は、今年の春ごろにも、漠然と考えていまして。

今年、僕、自分でインディカ米つくってます。(゜▽ ゜)



その顛末は、後日「二度目の稲作シリーズ後編」でお伝えしますが。

途中経過をお伝えしますと。ちょっと、つまづいておりまして。



収穫はできたんですがね。

精米ができねぇぇぇぇぇえっぇえぇぇうえっぇうえぇぇぇ!!!(゜△ ゜)



うん、うすうす感づいてはいた。

ジャポニカ米とインディカ米は、形がかなり違うからね。
日本の精米機じゃ、精米できないかなぁ、とは、春から思っていた。

やっぱり、できなかった。



ちょっとそこで、手間取っているのでね。

ひと段落ついて、精米ができましたら。
「二度目の稲作シリーズ」を開始しようと思っています。


banner

ぽちっとクリックお願いします。
ラベル:インディカ米
posted by 加藤のどか at 15:21| 高知 ☀| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

ピーマン2個分の軽さ

ワコールが「スゴ衣(すごい)」という女性用下着を販売しています。


↓動画CM。音が出るから会社で読んでいる人は注意!
http://www.wacoal.jp/sugoi/

CMを見てもらえば分かりますが、この下着のキャッチフレーズ。

「ピーマン2個分の軽さ(66グラム)」

なかなか面白いキャッチコピーですね。
キティちゃんの体重「リンゴ3個分」から連想したのでしょうか。

中身のない、いかにも軽そうなピーマンに例えたところが秀逸です。



さて。



この下着。
実に面白い場所にて、宣伝を展開しております。

それは「ピーマン」

ワコール:ピーマンに下着広告 JA宮崎経済連と連携
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20081105ddp008020007000c.html



スーパーで売っているピーマンの袋に、
この下着の広告を載せようというアイデアです。

野菜は、実際に主婦が手に取るものですし、
その場で「ピーマン2個分」の重さも分かるし、
何千万円とかけるテレビCMよりも、よっぽど効果があるかもしれません。



広告媒体としての、農産物や、食品。

結構、盲点になっているんじゃないでしょうか。



考えてみれば、食品を買うのは主婦。
そして、購買決定権を握っているのも、大抵の場合、主婦になります。

だったら、食品そのものにCMを載せてしまおうじゃないか。
コストがかからない割に、効果の高い宣伝じゃないでしょうか。


企業宣伝のみならず、多方面に展開できそうな媒体です。


アメリカの牛乳には、行方不明になった子供の顔写真が
印刷されている牛乳があるそうです。そこからの連想でいえば。


警察庁が、指名手配犯の顔写真をカップ麺に印刷したり。

民主党が、衆院選に向けたマニフェストを豆腐のパッケージに書いたり。

「選挙に行きましょう!」みたいな広報を缶ビールに印刷したり。


そういうことも、可能になるんじゃないでしょうか。

将来、F1マシンみたいに広告だらけになった牛乳が、
普通に売られるようになるかもしれません。


banner

ぽちっとクリックお願いします。

ラベル:ピーマン
posted by 加藤のどか at 15:11| 高知 ☀| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月14日

お客様の人数

都会出身で農業をやりたいという人の何割か、正確にはわかりませんが、
かなり多くの人が志すのが、有機農業。

「有機農業」と「有機無農薬農業」と「自然農法」とかは違うんですが、
一つ一つ説明するのもメンドクサイので、ここではひっくるめて
だいたいそんな感じのヤツを「有機農業」と呼んじゃいますね。


有機農業をやる人は、栽培品目が「多品目」の場合が多いです。


普通の農家(化学肥料や農薬を使う慣行農法をやっている農家)だと
単一品目でやる人が多いわけです。

「トマト農家」だとか「キャベツ農家」なわけです。
もしくは「トマト&米」とか。多くても、5種類くらい。

でも、有機農業だと、いろんな作物を混作(ごちゃまぜに育てる)したり、
輪作(同じ畑に、翌年は別の作物を植える)したりする必要があるので、
多い人だと数十種類の作物を育てたりしているんです。



で。



数十種類も育てるんですから、農協とかに出荷はできないんですよ。
こういう多品目栽培をする有機農家さんの、メジャーな売り方は、
「野菜セット」にして、その季節の旬な野菜を、まとめてお届けするという形。

今の季節だったら「ナス&ジャガイモ&シイタケ&ニンジン&葉物野菜」セット
なんかを、お届けするということですね。

では。

こういう農業で生計を立てるためには、一体、
どのくらいのお客さんがいればいいのでしょうか。

ちょっと計算してみましょう。



野菜セットを売る場合、基本は「直売」です。
自分で直接、近くの都市まで配達するか、ネット通販という形ですね。

直売の場合、ある程度、送料などに見合うほどの単価にしないといけません。
100円のトマト1個だけを、通販で買う人はいません。

単価は大体、セットで「2000円」くらいじゃないでしょうか。

この2000円セットを、お得意様が2週間に一度、買ってくれるとする。
(もしくは1000円セットを、1週間に一度、お届けする)

各農家さんにより、セット単価のピンキリはあるでしょうが、
平均的にはこんなものです。



すると、一人のお客様あたり、1年間で
1000円×50週=50000円の野菜を、買ってくださるわけです。
(もしくは2000円×25週=50000円)

もっとも、これは売上。
ここからガソリン代とか肥料代とか、いろんな経費を引きますな。

ここで利益が5割残ればすごいです。まあ、4割。
もっと安全に、3割くらいと計算しましょうか。

すると、一人のお客様あたり、1年間の利益が
50000円×0.3=15000円。



すると、こんな式が成り立ちますね。

(希望する年収)÷15000円=(必要なお得意様の人数)



すげー簡単に計算するなら、こんな感じです。

子供もいないし、田舎で夫婦2人、生活費くらい稼げればいい。
そう考えると、年収150万くらいで十分でしょう。
そうしたら、100人のお客様がいればいい。

子供2人を大学に行かせたいし、最低でも年収600万は欲しい。
そんな人だったら、400人くらいのお客様が必要なわけです。



400人のお客様といったら、知り合いでは間に合いませんな。

じゃあ、ネット直販だ!

と思う方もいるでしょうが。

実際にネットで400人のお客様を集めるには、
どのくらいの媒体(アクセス数)が必要になるでしょうか。

僕の感覚だと、メールマガジンならば、10000人。
サイトやブログだと、5000アクセス/日 でしょうか。

これくらいあれば、ネット直販のみでも、
多品目栽培の有機農業で生活することが出来ると思います。

付き合いの広い人だったら、会社の同僚だとか、ご近所さんだとか、
同級生に声をかけまくったら、最初から顧客100人くらいは
確保できるかもしれません。



何がいいたいかというと。

有機農業をやるのなら、一番重要なのは「お客様の人数」だ。ということです。
(あくまで僕の考え)



banner

ぽちっとクリックお願いします。
ラベル:有機農業
posted by 加藤のどか at 18:04| 高知 ☀| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月13日

副業のススメ

田舎に移住し、農業をしてみたい。
そういう希望を持つ人は多いですが、実行に移す人は少ないですよね。

最も、実行の妨げになっているものといえば、
間違いなく「収入」じゃないでしょうか。



例えば。

農業で「絶対に」月30万円を稼げるのであれば、
もっと多くの人が農業を始めるはずですよね。

しかし、実際には「絶対に」稼げるという保証は、ありません。



うまくいけば、月50万円以上でも稼げるかもしれませんが、
失敗すれば月10万円も稼げないかもしれないのです。

多くの人にとって、収入源が農業の一番のハードルになっているはずです。


そういう方々に、ぜひオススメしたいこと。
それは、インターネットを使った副業をすること!


田舎での「副業」というと、農家民宿だとか、パン屋さんだとか、
冬場の林業だとか、いろいろありますが。

でも元手(資金)がかかったり、思いっきり体力を使うような仕事だと、
農業と両立するのは難しいですね。
(ペンション経営なんてしようものなら、何千万かかることやら・・・)

一番いいのは、パソコンでカチャカチャやって、お金が入ってくる仕事。
元手がかからず、体力も消費することはありません。

(元手がかかるといっても、せいぜい10万円単位ですから、
 ペンション経営とかと比べたら雲泥の差)



具体的に言えば、都会にいる間に、インターネット「だけ」で
月10万円以上を稼ぐスキルを身につけてから、農業を始めること。

そうすれば、万一農業に失敗したとしても、
インターネットで生活費を稼ぐことができます。(家賃安いし)

いざというときのセーフティーネットのために、
インターネットだけで稼げるスキルを、身につけておくんです。


今の時代、インターネットが無い田舎は、ほとんどありません。
(最低でもADSLは必要だけど)

つまり、インターネットで稼げるのであれば、
どんな田舎に住んでも稼げるということです。(海外でもいいし)


嬉しいことに、今の時代、インターネットを使った仕事は、無数にあります。

テープ起こしやデータ入力といった単純作業もありますし。

また、アフィリエイトやドロップシッピングといった、
新しい形態の収入源もあります。


方法は、何でも構わないんですけれどね。
人それぞれ得手不得手はありますから、いろいろ試してみればいいと思います。

インターネットでできる副業があれば、収入面での大きな支えになります。
農業にチャレンジするにあたり、収入面でのハードルが、ぐっと下がります。


農業をやりたいけれど、収入面に不安がある人は、
都会にいるうちに「インターネットで月収10万円稼ぐ」スキルを
身につけてください。やってみれば、そんなに難しくありません。

すると、農業に対するハードルが、すごく下がると思いますよ。



banner

ぽちっとクリックお願いします。
posted by 加藤のどか at 18:03| 高知 ☀| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月01日

農地法

想像してみてください。

住んでいる家の近くに、使われていない畑があったとして。
ちょっと家庭菜園でもやりたいな〜と思って、その畑を借りようとした。


普通の感覚ですよね。
では、その畑の持ち主と交渉したら、あっさり借りられるかというと。


そうは問屋がおろしません。

あなたには、その畑を借りることは出来ないんです。




「農地法」があります。

農地の取得・賃貸について定めた法律です。


結論から言えば、農地っていうのは「農民」じゃなきゃ、
借りたり買ったりすることは出来ません。

では「農民」には、どうなったらなれるのか。



農民になるためには、ある一定面積以上の農地を、
借りるにしろ買うにしろ、所有していなければならないんです。

全国平均でいえば、この面積は50アールくらい。5反ですね。
(北海道は、もっと広い)

つまり、あなたが正式に畑を借りようとするならば、
まず「5反」以上の面積を借りないといけないんです。

いろんな人と交渉して、なんとか「5反」の面積の田畑をかきあつめれば、
「よし、5反あるね。じゃあ、農業頑張れよ」ということで、
晴れて農民になれるって寸法です。





5反というのは、どのくらいの広さか。

サッカー場が、大体7反(70アール)の大きさ。
あまり馴染みがないですが、アメフト場が、5反ちょっと。

まぁ、超広いですよ。5反といったら。

もっと小さな例えでいえば、テニスコートは2.5アールくらい。
5反だったら、テニスコート20個分くらいになるんですね。



広さを把握できた人がどのくらいいるか、分かりませんが。
とりあえず、5反ってのは、そのくらいの広さです。

スタート時点で、そのくらいの面積を集めないといけないんです。



農地法の目的というのは、原文をそのまま写すなら、こういうことです。


(農地法第1章第1条)

 『この法律は、農地はその耕作者みずからが所有することを
  最も適当であると認めて、耕作者の農地の取得を促進し、
  及びその権利を保護し、並びに土地の農業上の効率的な利用を
  図るためその利用関係を調整し、もつて耕作者の地位の安定と
  農業生産力の増進とを図ることを目的とする』


ふうむ。読むのが辛くなるような文章。さすが法律。
この5行だけ、画面が黒っぽく見えますな。



最低取得単位である「5反」という面積は、
あくまで平均値であって、地域によって違います。

もっと広いところもあれば、狭いところもある。
ちなみに、僕の町では「3反」以上を「農民」と定めています。



この広さが、農業をやりたい人にとって、ハードルになっているんですよね。

農業をやろうと思っても、最低取得単位(5反)以上は、
何とか確保しないといけない。

まずは狭い面積からはじめよう!と思っても、
法律上は、出来ないことになっている。そういう現状なんです。
(こっそりと農地の貸し借りするのを「闇小作」といいます)



果たして、これでいいのか。



まず、作物によって、必要な面積は全然違うんですよ。

同じ5反でも「米」の5反なら、楽勝。
兼業農家であっても、十分にやっていける面積。
半分趣味の農業でも、余裕で回していける面積なんです。「米」だったら。

では、「ミニトマト」を5反やったら、どうでしょうか。

毎日毎日収穫して、パック詰めして、トマトの管理をして・・・
軽く死ねます。というか、家族労働だけでミニトマト5反なんて不可能。

超アバウトな僕の感覚で言いますと、
ミニトマトなら「1反」で、農業として成り立つ。
米なら「5町(1反の50倍)」で、農業として成り立つ。

そんな感覚です。(この数値に関しての突っ込みは募集していません)



作物によって、経営面積というのは大きく違ってくるはずなのに、
そこを一律「5反」というのは、おかしいでしょう。常識的に考えて。



農地法の目的というのは、むやみやたらと誰もが農地取得できてしまうと、
いい加減な人が農地を借りて荒らしてしまうかもしれないし、
変な業者が参入してきてしまうかもしれない。

だから、あえて「農民」になるハードルを高くしていると思うんですが。



今の時代、そんな悠長なことも言ってられないだろう、と思うのです。

実際、ほとんどの中山間地(僕が住んでいるような、山間の町)では、
田畑の担い手がいなくなって、荒れまくっているんですよ。

田畑が荒れるというのは、どういうことか。

田畑は、1〜2年、ほったらかしておくと、
雑草や小さな木なんか生えちゃって、田んぼとして使えなくなるんですね。

今まで百年単位で使われてきた田畑が、たったの数年で壊れてしまいます。

そういう事態は、全国どこでも起こっています。田舎なら。


しかし、都会には田畑を借りてみたい、という人は多いんですよね。
1時間くらいでいけるところに、自分の田畑があったら、魅力的でしょう。
そこで、家族が食べる分くらいの、米や野菜が収穫できたら、素敵です。

でも、おいそれと借りられないんですよね。
家族が食べる分くらいだけをつくりたいと思っても、
「まず5反じゃなきゃダメですよ」というんですから。




・・・と、ここまで書いて、農地法についてググってみたら。

自治体によっては、下限面積を下げているところも、あるようですね。
奈良県なんか、10アールまで下げた市町村もあるようです。すばらしい。
http://www.pref.nara.jp/kochi/nouchi/tokku/index.htm


でも。

僕の感覚でいえば、10アールでも広い。1アールでいいです。

というか、家庭菜園をやるんだったら、1アールでも超広い。
家族が食べていく野菜なんか、十分に賄えますよ。



1アールに下げちゃいなよ、YOU(ジャニーさん)。



やりたい人はみんな、借りられるようにしたら、いいじゃない。
田畑が荒れて「山」に戻っていくよりも、ずっといいじゃない。

もしかしたら、1アールを借りて、田畑に親しんだ人が、
スーパー農民として覚醒して、就農するかもしれないし。

そしたら、田舎の人だって助かるのに。





法律のハードルは、もっとガンガン下げるべきだと思うんですよね。



banner

畑を買いたい人、クリックお願いします。
ラベル:法律
posted by 加藤のどか at 10:57| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月18日

渋谷区民菜園

今年の春に「渋谷区民菜園」がオープンしました。

東京のど真ん中、渋谷区内の3箇所の土地を、
家庭菜園用に貸し出しているのです。


一箇所は渋谷小学校跡地の「美竹区民菜園」。
一箇所は参宮橋駅近くの「参宮橋区民菜園」。
もう一箇所は恵比寿ガーデンプレイス北側の「恵比寿区民菜園」。
(東京の人以外は分からないでしょうが、こりゃ都会のど真ん中)


1世帯あたりに10平方メートルの菜園が割り当てられています。
10平方メートルというのは、大体、四畳半くらいの大きさですね。


三箇所の菜園全部で、この「四畳半菜園」が83箇所あるそうです。


利用料は月1000円なので、当然のことながら大人気になり、
83区画に対して1041世帯もの応募があったそうです。
(渋谷区民の中で、さらに高齢者か子供がいる家庭じゃないと応募できない)



都会のど真ん中で家庭菜園とは、いいねぇ。

なんて優雅に思えそうな、この話ですが。



話題となっているのが、その地価の高さです。


現在の地価では、この「四畳半菜園」1区画の価格は、1億円近く。
83区画全部あわせれば、75億円(!)もの地価になるそうです。わぉ。

ニュースを読んでいると、どうも「都会のオアシス」的な扱いをしていて、
好意的に受け止めているほうが多いような、この話題ですが。



・・・これは無駄遣いではないのか?



「私のしごと館」みたいに、大規模な箱物を建てて、
いかにも土建屋潤ってます、みたいなヤツだったら、反対もしやすいですが。

菜園だと、ケチつけにくいですよね。

別に、誰かにお金が落ちるわけじゃないし、
区民のためになっているのだし、実際に喜んでいる人はいるのだし。

ただ、75億円の家庭菜園と聞くと、やはり無駄遣いだろうと思ってしまいます。


1億円もする区の財産を、1世帯だけで利用しているってことですからね。


例えば。

本当に、市民に家庭菜園スペースを与えてあげたいのであれば、
75億円の地面は、75億円に見合った活用をしてあげる。

そして、東京近郊の農村など、余裕で日帰りができる範囲のところに、
大きな菜園スペースを確保して、交通費補助をしてあげるとか。
75億円の運用益だけで、交通費なんか楽勝で補助できるでしょう。

東京から日帰りできるような土地でも、作り手がいなくて、
荒れ果ててしまった農地というのは、いくらでもあります。

そんな土地を家庭菜園にしてあげれば、土地だって喜びます。

「75億円」という財産の利用法によっては、
たった83世帯じゃなくて、もっと多くの人に利用してもらう方法は、
いろいろとあるはずなのに。(しかも、もっと費用対効果を考えて)



何で渋谷区は、高級な土地を、わざわざ家庭菜園なんかにしたのか。



調べてみると、渋谷区の財政はかなり潤っており、
ここで75億の売却益なんか入っちゃって、もっと財政が潤って、
税金を下げたりしたら、それはそれで区債が発行できなくなるとか、
いろいろな事情があるから「じゃ、とりあえず2010年まで菜園ってことで」
という話らしいんです。永久に家庭菜園にするわけではなく、時期限定です。



・・・という事情があるにしろ。

表向きは「いい話」っぽくなりそうな、都会の真ん中の家庭菜園ですが。
これは「私のしごと館」と同じレベルの話だろうと思うのです。

うっかりすると、美談になってしまいそうな話なので、
ちょっと批判してみることにしました。微力ながら。



banner

都心で家庭菜園をしてみたい人、クリックお願いします。
ラベル:渋谷 家庭菜園
posted by 加藤のどか at 10:42| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

黄金世代

最近というほど最近でもないですが、ここ2〜3年、
団塊の世代の退職ということで、一気に能力を持った社員がいなくなり、
会社の技術継承がピンチになる、なんて話が耳に入ってきます。


ひっそりと、農業界でも似た様な自体が起こっています。


とはいえ、農業の中心は、団塊の世代ではありません。
もうちょっと上の世代。


昭和1ケタ世代です。


昭和1ケタ世代といえば、1925年〜1934年生まれ。
現在(2008年)の年齢は、74歳〜83歳。


この世代が、農業の黄金世代なんです。


最も優秀な人間が集う業界というのは、時代によって違います。

今だったらIT産業、一昔前だったら自動車、その前は鉄鋼、というように。
(あ、なんとなくイメージで言ってるので、ここの突っ込みは無しで)

その世代の先端産業に、最優秀の人々が多く集っていたんですね。



昭和1ケタ世代にとっては、それが「農業」だったそうです。



戦争が終わり、日本全体が食糧難に喘いでいた時代に、
最も重要だったのは「農業」。

終戦時に12歳〜20歳くらいの方々が、
戦後の農業を支えてきたんですね。



しかし、その後、農業の地位は没落していきました。

普通の高校に入れないから農業高校、という風潮もあるように、
ぶっちゃけて言えば「馬鹿だから農業をやる」というイメージも、
あったと思います。

当然、その時代時代で、優秀な農業者はいるでしょうが、
「世代」まとめて、ごそっと優秀な人材が農業をしたというのは、
昭和1ケタ世代が最後だったんですね。



その昭和1ケタ世代も、すでに74歳〜83歳。

まだまだ現役の人もいるでしょうが、はっきり言ってピンチです。
あと10年続けることは、無理でしょう。


農業に定年はありませんが、
寄る年波には勝てず、強制的な定年が押し迫っています。

戦後の農業をずっと支えてきた、超優秀な昭和1ケタ世代が、
今、農業の現場から去らざるを得なくなってきているんです。



このあとを継ぐのは誰か?

今のところ、あとを継ぐ世代というのは、見当たりません。

農業の世界でも、技術継承がピンチなのです。



しかし、戦後の食糧難の時代に、農業が注目されたとなると、
現在の穀物価格高騰などは、農業に再び目が行くきっかけになるかもしれません。

食料危機が世界的に広まり、日本でも話題になるとすれば、
再び、最優秀の人間が農業に集う、という自体が起こるかもしれません。

現在の中学生が就職するころには、
最先端産業が「農業」ということも、十分あり得る未来なのです。



banner

農業の黄金世代に感謝の念を抱く人、クリックお願いします。
ラベル:世代
posted by 加藤のどか at 10:41| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月12日

草取りの友

田舎に住んで、家庭菜園でもやれば、
好むと好まざるとに関わらず、必ずやらなきゃいけない作業。


それが、草取り。


「草刈り」は、草刈機を振り回して行う、ダイナミックな運動ですが、
「草取り」は、作物の間の雑草や、家の周りの雑草などを、
鎌でチマチマほじくりかえします。ひたすら、チマチマ草を取り続けます。


あ、「草刈り」「草取り」は、ちゃんとした言葉の定義じゃないですよ。
あくまで僕の中での区分です。草刈りと草取りの違いは。

さて。

その草取りですが、問題が一つ。





飽きる。。。(゜△ ゜)





10分や20分なら、何の問題もありませんが、
数時間、1日中、1週間ぶっ続け(←有機農家さんの基本作業)なんていうと、
飽きます。頭がぼおっとしてきます。だってにんげんだもの。みつを。

そんなときは、友を連れて行きます。

草取りの、頼もしき友。





i-podです!(゜▽ ゜)





今日は、草取りの頼もしき味方、
i-podの農業的使用法を、書いてゆこうと思います。

とはいえ、著作権法やらなんやらに触れるかもしれないので。

今朝見た夢の話を書くことにします。
そして偶然にも、今朝見た夢はi-podを使いながら草取りをしていた夢でした。



まず、i-podだからといって、音楽を入れるのは農業素人。
音楽なんて速攻で飽きます。3日も草取りしたら飽きます。

農業の基本は、ラジオ。これ常識。

近くにビニールハウスがあったら、のぞいてみてください。
(まあ、無いでしょうが)

多くの農家さんが、ハウス内にラジオをかけながら作業をしています。

じゃあ、i-podじゃなくて小型ラジオをかけりゃ、いいんじゃないか。
・・・という突っ込みもあるでしょうが。

ラジオには弱点もあるんですよね。



田舎の場合は、局がありません。ほとんど無い。二択や三択になります。
その上に、面白くない。地方局がほとんどですしね。
はっきり言って、どうしようもない番組も多いんです。

そこでi-podの出番となるわけです。

i-podにラジオ番組を入れておいて、草取りの最中に聞くんですね。



だからといって、ラジオ局が配信している
ポッドキャスティング用の番組を聞くというのも、いまひとつ。

ポッドキャスティング用の番組というのは、
ラジオ本編を細切れにしたものであったり、「編集後記」的なものであったり、
本編よりはおもしろくないんですね。
あと、時間も短いので、すぐに聞き終わってしまいます。


やっぱり、普通のラジオを聴きたい。
でも、田舎だったら電波が入らない。


しかし、インターネットさえあれば大丈夫!

ネット上に流れるラジオ番組(東京など、都市部でラジオを録音した人が、
ネット上に流しちゃっている)を、i-podに入れちゃうのが一番。

youtubeやニコニコ動画にupされるラジオ番組をパソコンに落としたり、
また、いざとなったら2ちゃんねるのダウンロード版なんてのもあります。

おもしろいと噂のラジオ番組であれば、
大抵どこかで手に入れることが出来るんですね。
あ、現実にやったら違法ですよ、たぶん。

i-podも、新品を買おうと思うと高いですが、
半ジャンク品の電池だけを入れ替えちゃえば(←これもいけないこと!)
高くても数千円で手に入るものですからね。

山奥の、ラジオ電波もまともに入らないような畑で、
東京で昨日の夜に流れていた深夜放送を聴きながら、草取りをできる時代。

すごい時代になったものです。





以上、今朝見た夢の話でした。(そんな未来が来るといいな!)



banner

アイポッドは田舎でこそ真価を発揮すると思う人、クリックお願いします。
ラベル:アイポッド
posted by 加藤のどか at 18:01| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。