2009年01月25日

F1

 
 F1。
 
 
 都会の人が「F1」といえば、それは、
 鈴鹿やモナコで平ぺったい車が走る「フォーミュラ・ワン」のことでしょうが。




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posted by 加藤のどか at 11:45| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

田舎で働き隊!

 
 
 先日、読者の方から、こんなメールをいただきました。
 
 
> はじめまして!いつも楽しく読ませていただいています♪♪
>
> 私は東京育ちの大学生なのですが、彼氏が農家の息子(秋田県大潟村)で、
> 将来的に一緒に農業や地域活性事業をやりたいと考えています!
>
> ひとつ質問なのですが、
> 先日農水省が農業の人材派遣を始めると明らかにしたとのことですが、
> これについてどのようにお考えでしょうか。
>
> メルマガのネタとして教えて頂ければ嬉しいです(>_<)
 
 
 
 ってなメールをいただいたおかげで、メルマガ1回分のネタが出来ました。
 
 それはいいんですが、僕は「農水省の人材派遣」なるものを、知らない。
 
 
 ので、ググってみました。
 
 
 
 たぶん、これのことですね↓。
 
 
  「田舎で働き隊!」事業(農村活性化人材育成派遣支援モデル事業)
   http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/081224_1.html
 
 
   ≪趣旨≫
   
   農村の活性化には、それを担う人材が必要となるが、高等教育機関や安定
   した就業の場が少ないことなどから、農村では青年層を中心に都市部への
   人口流出などが進み、活性化の担い手となる人材が不足している。
   
   一方、都市住民の間では農村への関心が高まっており、また、都市住民が
   農村と協働して農村活性化に向けた取組に携わり、外部の者ならではの
   「気付き」をきっかけとして、農村の活性化が進展している事例も見られ
   る。
   
   このように、都市と農村の協働は、農村の活性化を図る上で有効な手段の
   一つであると考えられるが、その推進のためには、農村と都市部等の人材
   をつなぐ有効かつ汎用性の高い仕組みの存在が必要である。

   このため、「田舎で働き隊!」事業(農村活性化人材育成派遣支援モデル
   事業)(以下「本事業」という。)において、都市部等の人材を農村の活
   性化のために活用するための人材の仲介業務を支援することとする。
   

   ≪事業の内容≫
   
   人材マッチング支援事業

   1.事業実施主体が農山漁村側の抱える課題について現状分析を行い、
     必要な人材ニーズを集約する。

   2.農山漁村での活躍を希望する人材を都市部を中心として募集し、
     人材の適性や技能を分析する。

   3.農山漁村と人材の相互の希望に基づいたマッチング(相互調整)を
     行っていく。


   農村への人材派遣事業

   事業実施主体は仲介した農村に研修生を派遣し、オンサイト型研修(現地
   での実践的な研修)として地域資源を活用した事業等への従事を支援す
   る。
   
   
   


 平たく言えば。
 
 都会で職にあぶれた若者に、田舎の仕事を紹介しようという取り組み。
 
 仕事の内容としては
 
 ・グリーンツーリズム(滞在型農村観光)
 ・都市と農村の交流イベント
 ・農産物直売所
 ・農林水産物の加工
 ・棚田の保全活動
 
 なんかを予定している、とのこと。
 
 で、「都会の若者」と「田舎の仕事」の橋渡しの仕事を、
 農協・漁協・NPO団体・大学などに頼むんですと。
 
 
 
 ふうむ。
 
 
 
 正直な感想を言わせてもらえば。
 
 何がしたいのか、よう分からんですね、これ。(゜△ ゜)
 
 
 
 「田舎としては、都会のビジネス感覚をもった人材が欲しい」
 「都会(の若者)としては、働ける場所が欲しい」
 
 なあんて、耳にタコが出来て、ぶつ切りにして、シェフが気まぐれに
 オニオン&パセリなんかを添えたマリネに仕立て上げてくれて、奥様が
 友達とランチを楽しんじゃうような決まり文句が並んでいましたけれど。
 
 
 
 実際、こういう取組みって、効果の測りようが無いじゃないですか。
 
 「都会と田舎の交流」なんてイベントは、
 それこそ日本中、どこだって行われていますけれど。
 
 効果が見えないから、反対しようもないし、
 また会の趣旨からいっても反対しにくいイベントなんでしょうけれど。
 
 
 あまり、意味がないと思うんですよ。
 
 僕は何度も、そういう類のイベントには顔を出したことありますけれど、
 あまり効果を実感したことは無いですね。
 (実際に出席してみれば、一発で分かりますよ)
 
 
 
 まず「都会のビジネス感覚が欲しい」とか思うところが、間違い。
 
 都会で仕事がないから、しょうがないから田舎に行こう、
 という人に、ビジネス感覚を求められるは思えないんです。
 
 田舎を復活させるほどのビジネス感覚を持った人材ならば、
 普通に都会でバリバリ働いているはずです。仕事にあぶれないでしょう。
 
 よしんば、そんな人が、なんかの事情で田舎暮らしをはじめようと思っても、
 農水省の助けを借りず、一人でコネつくって、移住しちゃうでしょう。
 
 
 
 自分一人では田舎暮らしなんか実現できそうにないけれど、
 農水省がいろいろ仕組みを整えてくれるならば、できるかもしれない。
 
 ってな感じの人が、「ビジネス感覚」なるものを持っていて、
 寂れた田舎を「都会感覚」によって復活させることができる、
 とは、到底思えないんですが。
 
 
 
 ま、グリーンツーリズムだとか、都市と田舎の交流だとか。
 
 そういう、実態がよくわからない言葉を並べておけば、
 みんな何となく分かったような気になるし、反対もしにくいし、
 やっている側(農水省)も仕事をした気になっているから、
 誰も損をしないで、嫌な気持ちもしないで、予算12億円使っちゃおうと。
 
 そういう取組みだと思います。
 
 
 
 どうせやるのであれば、
 「交流」だの「イベント」などと言うのではなく。

 徹底的に「金」にこだわった、具体的な提案をするべきだと思います。
 
 
  「栃木県のド田舎でイチゴ栽培。農繁期は休日無し。住宅完備。
   月給手取り16万8000円。要普通免許。18〜45才まで」
 
   
 みたいな情報を、徹底的にまとめあげて、
 それをネットなり、ハローワークなりに流すというのであれば、
 かなり効果があると思います。具体的な提案ですから。
 
 全国の自治体や農協に協力してもらい、零細農家や、
 小規模な農業生産法人や、林業会社、漁師の跡継ぎなどの、
 すごく細かい雇用情報のデータベースをつくり、公開する。
 
 とても民間事業では採算が合いませんから、
 国じゃなきゃできない仕事だと思うんです。
 
 
 
 ってな感じの、とことん具体的な情報を網羅するのであれば
 意味はあるでしょうけれど。
 
 どうも、この事業は、そんな感じではなさそうですし。
 
 予算も、たったの12億円ですから、
 ほんとに「こんなことをやってます」というポーズだけに
 終わる事業じゃないかと思っています。
 
 
 この取組みに対する感想を1行でまとめると。
 
 「12億円を、適当な団体にばらまくだけの事業」だと思います。
 
 
 
 しかし、どうして「田舎で働き隊!」みたいなタイトルにするんですかね。
 
 政府や自治体系の事業って、こういうユル〜いダジャレが好きですよね。
 
 ま、別にどーでもいいんですけれど。
 
 このネーミングを聞いただけで、
 どう考えても効果が無さそうに感じてしまうのは、僕だけでしょうか。
 
 
 
 ところで、冒頭の質問メールを送ってくれた、大学生さん。
 
 彼が大潟村の農家だそうですが、そりゃイイじゃないですか。
 (大潟村ってことは、大規模な米農家ってことですよね)
 
 
 大潟村は、日本では数少ない、大規模農業が出来る土地の一つですし、
 将来明るいですよ、これは。
 
 以前、書評で取り上げましたけれど、こんな本も参考になると思います。
 ぜひ読んでみてください。
 
 『米で起業する!』
  http://www.amazon.co.jp/dp/4806713635/ref=nosim/?tag=katonodoka-22
 
 
 
 これからの時代、大規模農家ほどオイシイ商売も、
 なかなか無いんじゃないかと思います。
 
 将来性でいえば「実家が大潟村の農家」というのは、
 「トヨタの正社員として就職する」よりも、上です。
 
 ぜひぜひ立派な農家さんになって、秋田の星になってください。
 

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posted by 加藤のどか at 11:26| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月16日

住と職

 
 農業という職業の、特徴の一つ。
 
 それは「職場」と「住居」が、非常に近い、もしくは一緒ということ。
 
 
 農家といっても、いろいろありますから、
 遠いハウスに「出勤」して、仕事をするという形もあると思いますが。
 
 大半の農家というのは、家の目の前に畑や田んぼがあり、
 そこで「仕事」をするわけです。
 
 しかも、家族総出で仕事をする場合が多いですから、
 どこまでが「家庭」で、どこからが「職場」なのか、
 あいまいというか、区分がハッキリとついていないんですよね。
 
 
 昔(数百年レベルの昔)は、「住」と「職」って一致していたと思うんです。
 
 
 農家ならば、自分の家で作物をつくる。
 鍛冶屋ならば、自分の家でトンテンカントン。
 傘張り浪人ならば、自分の家で幼き娘と一緒に傘をハリハリ。
 
 「出勤」という概念は、ほとんど無く、どうしても職場が遠い場合には
 「丁稚奉公」になったわけですね。職場に「住む」わけです。
 
 ほとんどの場合、「住」と「職」というのは一致していたと思います。
 
 
 で。
 
 
 近代になって、作業効率のために「職場」というものが出来ました。
 工場なんかだったら、みんな一箇所で働かないと、稼動しませんから。
 
 お父さんが、家から職場に「出勤」し、一日働いて、
 「家庭」に戻ってくる、というライフスタイルが一般的になりました。
 
 今の時代、「出勤」しないで働くという人は、非常に少ないはずです。
 
 店と自宅が一緒の自営業とかでもない限り、みんな職場に「出勤」します。
 現代日本でいえば、95%くらいは「出勤」して働く人だと思います。
 (ちなみに、「住」と「職」の分離の究極形が、単身赴任ですね)
 
 
 で。
 
 
 「住」と「職」の分離が、いくところまで行った結果、
 そろそろ反転する兆しが(僕には)見えてきています。
 
 SOHOというものですね。
 スモールオフィル・ホームオフィス。自宅で仕事をする、小規模な自営業です。
 
 SOHOは、ここ数年、じわじわと社会に浸透してきています。
 
 
 このSOHOという働き方を可能にした一番の功労者は、インターネットです。

 インターネットが普及したからこそ、「自宅で働く」という
 ライフスタイルが、可能になってきました。
 
 ついでに言えば、農家というのは、典型的なSOHOです。
 
 農家は、家族労働の自営業で、職場と住居が隣接している仕事。
 これがSOHOじゃなくて、何がSOHOでしょうか。
 
 
 僕は、これから「自宅で働く」というライフスタイルが、
 どんどん拡大してくると思います。
 
 なぜならば、そのメリットが非常に大きいから。
 
 今は「お父さんがいっつも家にいる」といったら、
 呑んだくれの無職オヤジを想像してしまいますけれど。
 
 近い未来「お父さんがいっつも家にいる」ということが
 「良いこと」だという価値観に変わってくると思います。
 (近い未来といっても、10年レベルの話)


 
 自宅で働くことに対するメリットは、例えばこんな感じ。
 
 
・大変な通勤をする必要がない

・職場での付き合いをする必要がない。無駄金も使わない。

・服や靴など、外見にかけるお金が節約できる。

・外食をしなくなるから、食費が節約できる。

・奥さんが、ママ友と銀座の高級ランチに行かなくなる。

・奥さんが、寂しさやストレスにより、パチンコ中毒にならなくなる。

・子供と一緒にいる時間が増える。

・家庭内暴力なんかも起きなくなる。

・子供の勉強を見てやれるから、塾や家庭教師の必要も無し。

・自分が働く姿を、子供に見せられる。

 
 自宅で働けば、その分、出費も時間も節約することが出来ます。
 家族の時間も、たくさん取ることが出来ます。
 
 「外で働いて月収50万円」と「家で働いて月収40万円」は、
 同じくらいの価値を持っていると思います。
 
 
 
 ただ一つ、「自宅で働く」ということに対する反論として。
 
 「自宅で働いたら、プライベートと仕事の区別がつかなくなって、
  ダラけてしまいがちになる。だから結局、仕事の効率が悪い」
  
 なぁんてことを言ってくる人が、いるでしょうけれど。
 そういう人に対する答えは、一つだけ。
 
 「ダラけなければ、いい」
 
 
 
 将来、仕事は「自宅」でするものに、なると思います。
 

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posted by 加藤のどか at 11:19| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

カンブリア宮殿

 
 最近、同じ用件のメールを何通か、読者さんからいただきました。
 
 
 それは。
 
 
 「1月12日のテレビ東京で放映されたカンブリア宮殿、見ましたか?」
 
 
 というもの。
 
 メールを読んだところによると、どうも、
 若者の新規就農を支援する農業生産法人を取り扱った
 ドキュメンタリー番組だということです。
 
 
 ふむふむ、なるほど。
 
 
 一応、僕も「農業をやっている若者」の端くれとして、興味があります。
 
 が。
 
 メールをくれた方々へ。
 
 重要なことを一つ、忘れていますよ。
 
 
 
 
 
 うちでテレ東が映るわけねぇんだよぉぉぉぉ!(゜△ ゜)
 
 テレ東どころか、テレ朝も、TBSも、フジテレビも見れねえ!
 
 あるのはNHK・NHK教育・日テレ(系列の高知放送)!
 
 
 そんな僕に「カンブリア宮殿見て、どう思いました?」的なメールを
 送るのは、飢餓状態のアフリカ難民に満漢全席の味を問うようなもの。
 
 
 ま、しかし。
 
 
 大変、興味はあります。何とかして観てみたい。
 しかし、youtubeにもUPされておらず、動画検索しても見つからず。
 
 
 出てくるのは「カンブリア宮殿、面白かった」という感想ブログのみ。
 
 
 なので、実際の番組は全く観ていないんですが。
 
 番組を観た人の感想ブログを読んだ感想として、
 ひとつ、この「1月12日放送 カンブリア宮殿〜若者よ農業を目指せ〜」
 について、書いてみようと思います。
 
 
 
 まずは、僕と同じように、番組を観ていない方のために、基本説明から。
 
 こちらが、その番組「カンブリア宮殿」公式サイト。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20090112.html
 
 サイトの内容(番組説明)を、そのままコピペしますと・・・
 
 
  トップリバーは農業を志す都会の若者たちを
  社員に採用して急成長を遂げる農業の会社。
  
  社員たちは皆、Iターンの転職者たち。
  社長の嶋崎秀樹も元製菓メーカーの営業マン。

  生産物はレタス、白菜など。
  嶋崎社長は一切農作業をせず、営業に専心する。

  若者たちは朝4時には出社、5時から畑で農作業開始。
  朝食は畑で済ませ、昼の2時間の休憩を挟んで、夕方5時まで働く。

  農作業を終えると夜は事務所で作物の生育状況、
  これからの作付け計画、収穫の適期などを話し合う。

  そんな厳しい労働だが、皆、生き生きと働いている。
  それを支えているのは農家として自立したいという夢だ。


  嶋崎は日本の農業が怠ってきた人材育成に力を入れているのだ。
  それは社員たちを必ず一人前の農家に育てるという情熱。
  一人前になるには10年はかかると言われる農業だが、5年で独立させる。

  高齢化と後継者不足に悩む日本の農業に
  新しい風を吹き込んでいると注目を集めている。

  もうひとつ、トップリバーの特徴は、マネージメント農業。

  今までの農業は作物を作るだけで、相場で価格が変動する市場頼りで、
  売る努力をしてこなかったため、満足な収入が得られなかった。

  しかし嶋崎は直接、スーパー、コンビニ、外食、生協50社と年間契約し、
  確実な収入を得ている。

  これからの農業は作るだけでなくマネージメント、
  すなわち営業努力もしければ未来はないというのが嶋崎の農業哲学。
  
  しかし契約栽培ではたとえ天候不順で不作となっても
  契約量は必ず守らなければならないという厳しい現実。

  それを実行する嶋崎は得意先の信頼を得、
  売り上げは設立当初の27倍の10億円に増えた。

  嶋崎は「儲かる農業」が持論。
  そのノウハウを嶋崎の下で6年間学んだ社員のひとり、
  松田が来年1月から農家として独立することになった。

  妻と2人の子どもを持つ松田は今、自信を持って独立への道を歩みだした。

  大地で汗を流して働く若者のすがすがしい日々を追いながら、
  彼らが若い感覚と情熱で、どのように困難を乗り越えていくのか、
  そうした新・農業人が日本の農業をどのように支えていこうと
  しているのかを描きつつ、嶋崎さんが目指す新しい農業のありかたを伝える。

 
 という内容のドキュメンタリー。
 
 で、こちらが紹介された農業生産法人「トップリバー」
 http://www.topriver.jp/
 
 
 で、番組を実際に観た方の感想ブログ。
 
 http://choinoshika.blog35.fc2.com/blog-entry-1097.html
 
 http://ackix.net/2009/01/post_398.html
 
 http://saito58.at.webry.info/200901/article_12.html
 
 
 
 さて。番組を観てない僕の、番組に対する感想ですが。
 
 嶋崎さん、すっげーイイ感じじゃないですか。
 僕も全面的に賛成しますよ。マジいいと思います。がんばってください。
 
 
 で。終わっちゃうんですけれどね。(゜▽ ゜)
 
 
 これだけで終わらせるのはアレなので、
 なぜ賛同するのか、どのへんがすごいのか、説明しましょう。
 
 
 
 僕も、嶋崎社長と一緒で、農業はこれから儲かる、伸びる産業だと思ってます。
 
 しかし、誰がやっても儲かるというものじゃない。

 そして、農業界からトヨタやソフトバンクのような大企業が
 誕生するかというと、そうも思わない。
 (農協のような「販売網」を築く会社ならば、可能性はある)
 
 少なくとも、農業生産法人であれば、この「トップリバー」くらいの規模が、
 一番いいと思う。あまり拡大しないほうがいい。
 
 「トップリバー」の、従業員数十名、年商10億という規模が良いです。
 
 
 
 僕は、農業というのは「スモールビジネスの集合体」だと思っています。
 
 特に日本の場合は、そういう形態になると思います。
 
 
 アメリカなんかだと「穀物メジャー」と言われるような
 大農業生産会社が、いくつもありますけれど(モンサントとか)。
 
 あれは、かの国が広大な平らな土地があるからこそ、出来ることだと思います。
 
 日本のように、山あり谷あり、平野はちょっとしかない、
 山を越えると気候が変わるなんていう土地では、
 大規模な農業生産法人というのは、難しいと思います。
 
 「目の届く範囲」の土地で、気候や土壌を一つ一つ考えながら、
 丁寧に作物を育てるというのが、日本の農業の形です。
 
 大陸国でやっているような大規模農業というのは、
 日本の気候風土には合わず、かえって効率が悪いと思うんですよね。
 
 
 ですから、日本の農業生産法人が取り得る形としては、
 この「トップリバー」レベルが、最高の形だと思うんです。
 (北海道は除く。北海道なら、もっと大規模な農業生産法人も可能)
 
 
 で。農業生産法人を運営していく上で、僕が最も大切だと思うのは「営業」。
 
 普通の農家が最も弱い、というか、もともと考えてもいないのは、ここ。
 
 「いかに売るか」です。
 
 それを考える農家は、ほとんどいない。だって今まで農協が売ってきたから。
 
 
 新規就農者というと、いろんな前職を持った人が参入してきますが、
 一番農業に向いている人は「営業マン」なんです。
 
 最初から「売るスキル」を持っている人は、農業に向いています。
 
 その点、この嶋崎社長が元営業マンだったというのは、すばらしいこと。
 そして、現在も営業に専念しているというのも、すばらしいこと。
 
 農地を買わずにレンタルするというのも、そのとおり。全面賛成。
 農地は買うのではなく、すべて借地で済ますべきです。
 
 市場を通さずに直接契約も、そのとおりだと思うし、
 儲かる農業を徹底するという姿勢にも、大賛成です。
 
 
 そして、農業に向く人として
 「田舎でのんびり暮らしたい人に農業は向かない」と
 嶋崎社長が答えているのも、そのとおり。
 
 これ、重要なことです。田舎暮らしと農業は、別ですから。
 
 バリバリの有能ビジネスマンこそ、農業に向いているんです。
 外資系企業とかのトップでバリバリやっているような人が、
 退社して、農家になれば、今まで以上の高給を得られると思います。
 
 褒めてばっかりでしょうがないですけれど、本当にすごいと思います。
 
 もうね、そのとおりそのとおりそのとおりで、付け加えることも無いんです。
 
 
 
 あえて、無理やり付け加えるとすれば。
 
 
 
 「トップリバー」のような農業形態が出来る土地というのは、
 ある程度、限られているということです。
 
 大消費地に近く、ある程度の平地があるところ。
 
 まさに、トップリバーがある長野県なんて、最適です。
 (あと、北関東諸県、大阪以外の近畿、香川、福岡、佐賀なんてあたりも、
  トップリバーのような農業生産法人がやっていける土地だと思います)
  
 でも、これが僕の住んでいる超ド田舎の中山間地に応用できるかというと。
 
 無理だと思います。
 
 大規模露地野菜栽培ができるほどの平地がなく、棚田ばかりで、
 しかも大消費地から遠いという土地では、不可能。
 
 僕が住むような土地を再生させるためには、
 小規模で、超付加価値のつく高給作物をつくらないと、いけない。
 
 徹底的に手間をかけた「職人技」の商品をつくったほうがいいと思うんです。
 
 ですから、うちの町が参考に出来るのは、トップリバーではなく、
 徳島県上勝町の「いろどり」なんですよ。(詳しくはググって)
 
 
 
 ま、あえて付け加えるとすれば、そんなところですが。
 
 何はともあれ、嶋崎社長、がんばってください。応援しています。
 →トップリバーのサイト  http://www.topriver.jp/
 

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2008年12月23日

幸福

 
 
 ――幸福とは、そのまま変わらないで欲しいような、そのような状態である
 
              ベルナール・フォントネル(1657−1757)―――
 



 
 ヨトウムシ、という虫がいます。
 
 家庭菜園をやっている方には、お馴染みの害虫ですね。芋虫です。
 
 漢字で書くと「夜盗虫」。
 夜になると、活発に活動をはじめ、畑の野菜を食い荒らす。
 
 夜に野菜を盗むから、ヨトウムシというんですね。
 
 
 
 アオムシ(モンシロチョウの幼虫)なんかは、
 キャベツや大根といった「アブラナ科」の野菜しか食べないんですが。
 
 ヨトウムシは、守備範囲が広いです。
 
 アブラナ科も、ナス科も、ショウガまで食べるという、
 農家にとっては永遠のライバルともいうべき虫が、ヨトウムシです。
 (ちなみに、ヨトウムシが成長すると「ヨトウ蛾」という蛾になります)
 
 
 
 ある日。
 
 
 
 「ミニトマトについたヨトウムシを駆除する」
 というミッションを遂行することになった、僕。
 
 
 夏の暑い盛りです。
 
 
 トマトもぐんぐん生長していますが、それに負けじと、
 ヨトウムシも、すごい勢いでトマトを食い荒らしております。
 
 茎、葉っぱ、トマトの果実。
 
 あらゆるところに、ヨトウムシが発生しています。
 
 それを一匹、一匹、手でつまんで取り除くというミッションです。
  
 
 
 その作業の最中。図らずも。
 
 僕は「幸福」というものを体験、否、目の当たりにすることになりました。
 
 
 
  こう‐ふく〔カウ‐〕【幸福】
 
  [名・形動]満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。
        また、そのさま。しあわせ。



 ミニトマト。
 
 人間にとっては「ミニ」トマトですが、ヨトウムシにとっては巨大なトマト。
 
 そのトマトに、上半身をうずめ、一心不乱に食している、
 一匹のヨトウムシがいました。
 
 ただただ、食べることだけに集中し。
 
 下半身がうんこまみれになっていることも、気にしない。
 
 
 
 名も無き彼の姿の、何と幸福なことか!
 
 
 
 そこには、一片の悩みもありません。一片の不安もありません。
 
 ただ、目の前にある赤い果実を、食べつくすのみ。
 
 彼の視界には、トマト以外の何者もありません。
 
 
 これが、葉っぱを食しているヨトウムシならば、そうはいきません。
 
 周りに「空間」がありますから、どうしても警戒します。
 
 葉っぱを食しているヨトウムシからは、
 いけないことをしていながら、いつか見つかってしまうのではないかと
 ビクビクしている、そんな不安が伝わってきます。
 
 
 しかし、トマトの果実に上半身をうずめる彼からは、
 そんな臆病さ、惨めさ、そして不安は、一抹たりと感じることは、ありません。
 
 体の7割ほどを、トマトにうずめ。
 下半身からは、うんこを垂れ流しつつも、一秒たりとも口を休めず食べ続ける。
 
 
 
 僕は、今までの人生で、彼以上に幸福な生き物を見たことがありません。
 
 
 
 彼には、僕の姿は見えていません。
 ただ、大好きなトマトにうずもれているだけなのです。
 
 
 しかし、悲しいかな、彼の立場はヨトウムシ。害虫です。
 
 これが、野に生えるトマトだったならば、ともかく。
 ビニールハウス内に生えるトマトとあっては、彼は敵となってしまいます。
 
 どこか、違うところで出会えたならば。また、運命も違ったかもしれませんが。
 
 悲しいかな、僕は農家。彼は害虫。そしてここは、ビニールハウス。
 永遠に分かり合えることは無いのでしょう。
 
 
 
 しかし、彼の幸福を、1秒でも長く続けてやりたいと思った僕は。
 
 トマトから、彼を引きずり出すのが、忍びなく。
 
 トマトの果実ごと、その果実に埋もれた彼ともども。
 彼が気付かぬように、そっと果実を取り除き、バケツの中に入れました。
 
 
 
 
 
 ――ある人たちにとっては幸福なことが、 他の人たちにとっては不幸なのだ
 
                 レイモン・ラディゲ(1903−1923)―――


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2008年12月19日

自動車と農業機械

 一般農家の経営を圧迫する、一番の原因って、何だと思いますか?
 
 
 農作物の価格が安いこと。
 
 跡継ぎがいないこと。
 
 政府の保護がないこと。
 
 
 いろいろな問題がありますが、
 農家の経営を圧迫する、一番の原因。
 
 
 僕は、農業機械の価格の高さだと思います。
 
 
 コンバインって、知ってますか?
 
 稲刈りのときに使う機械です。
 土を耕したりすることは、できません。
 
 「稲を刈って、米にする」ことのできる、機械です。
 
 
 1年間のうち、稲刈りシーズン以外に使うことは、ありませんから、
 せいぜい年間で10〜20日くらいの使用になります。
 
 寿命は、長くて1000時間くらい。
 
 何年かの作業で、通算1000時間も使えば、寿命だということです。
 (その間に、修理はいろいろしています)
 
 
 
 1000時間。
 
 1日24時間ですから、丸々40日くらい「稲を刈る」機械ですね。
 
 40日間、使い続ければ、寿命になってしまう、このコンバイン。
 
 
 
 
 
 ハウマッチ?(゜▽ ゜)←巨泉
 
 
 
 
 
 ピンキリありますが。
 
 
 
 新品のコンバインだと、500万円くらいします。
 
 それを、ローンで買えば、年間数十万円の支払をしなくては、なりません。
 一度、不作になってしまえば、「機械代が払えない」ということになり、
 そこから破産に追い込まれる農家が多いのです。
 
 農業機械というのは、便利なものですが、
 ものすごく高価であり、逆に経営を圧迫する原因となってしまいます。
 
 
 
 そして。
 
 
 普通の農家さんは、特に不思議にも思わないらしいんですが。
 
 僕、すっごい不思議なんです。
 
 
 500万円もする機械が、なぜ40日で壊れるのか?
 
 
 ま、稼働時間は40日といっても、
 時間はその間に「10年」くらい流れているんですが。
 
 それでも、やはり、すごい。500万ですよ、500万。
 
 なんで、それがたったの1000時間しか、動くことができないのか。
 
 不思議で、なりません。
 
 
 
 自動車なんて、平気で数十万キロは走りますよね。
 100万円以下の軽自動車だって、数十万キロ走れるんです。
 
 そりゃ、平らな道を走るというのと、稲刈りというのは、
 全く違う作業だとしても。
 
 自動車は、100万円以下で、何千日も動き続ける。
 コンバインは、500万円で、40日しか動かない。
 
 不思議です。
 
 
 
 ひょっとして、農業機械の技術って、すごく遅れているんじゃないか?
 と、疑ってしまいますよ。
 
 自動車産業って、ものすごく巨大な産業ですし、
 だから競争も激しく、技術も進歩していきますよね。
 
 でも、農業機械って、一部の人しか使わないし、
 そこまで巨大な産業でもありません。


※ちなみに。

 国内の有力な農業機械メーカーは、
 
 クボタ         http://www.kubota.co.jp/
 ヤンマー(天気予報)  http://www.yanmar.co.jp/
 
 が、二大巨頭。ちょっと下に落ちて
 イセキ   http://www.iseki.co.jp/  とか。※ちなみに終了
 
 
 
 もし、自動車業界の技術をもって、農業にも参入すれば。

 もっと安価で、長持ちするコンバインなんかを、
 サクっと開発してくれるんじゃないか?
 
 そう思います。
 
 
 で。
 
 
 実を言いますと、既に、
 農業機械に参入している自動車メーカーも、あるんですよね。
 
 
 問題。
 
 
☆次の自動車メーカーのうち、農業機械を開発しているのは、どこ?
 (正解だと思うものを、クリック!)

◆トヨタ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A1ef85
◆ニッサン
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A2c816
◆ホンダ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A39d35
◆スバル
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A4803e
◆マツダ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A595e6
◆ミツビシ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A6ddea
◆スズキ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A7c45d
◆ダイハツ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A8fed8
◆イスズ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013A951f2
◆ヒノ
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0028013Aa5766
○結果を見る
http://clickenquete.com/a/r.php?Q0028013Ce3d0
○コメントボード
http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0028013P00C5bbf

締切:2008年12月27日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/

 
 
 ここより先をスクロールすると、解答が見えますから、
 答えたい人は先にクリックしてね♪


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 正解は、ホンダです。
 
※ホンダの農業製品など。
 http://www.honda.co.jp/power/
 ↑うわ、今知ったけど、草刈機(刈払機)も出してんのか。欲しい。
 
 
 トラクターや、コンバインのような、大型機械は出していないですが。
 
 家庭菜園などに使えるような、小さな耕耘機を発売しています。
 
 
 もともと、小型耕耘機というのも、ヤンマーなど、
 既存の農業機械メーカーの独壇場だったんですが。
 
 そこに、自動車で培った技術をバックに、ホンダが参入したんです。
 
 
 そして。
 
 
 既に、小型耕耘機では、ホンダがナンバーワンの位置にあります。
 
 実際に使ってみたら、分かりますが、
 性能が圧倒的に優れているんですよね。使いやすい。そして安い。
 
 ホンダの小型耕耘機を実際に使ってみて、
 「おい、今までの耕耘機は何だったんだ」という感想を抱いた農家も、
 多いと思います。
 (ま、プロの農家は、あんな小さい耕耘機は使うことが少ないですが)
 
 
 
 ホンダが、今後、農業機械をどのように展開させるのかは、分かりませんが。
 
 技術的には、クボタやヤンマーよりも、よっぽど優れたものが
 あるんじゃないでしょうか。
 
 そして、いつか、ホンダ(とか、トヨタとか、ニッサンとか)が、
 本気で農業に参入し、コンバインとかトラクターを開発したら。
 
 
 ずっと安くて、性能が優れて、長持ちするコンバインを、
 簡単に作ってくれるんじゃないか。
 
 なんて、期待しているんですけれどね。


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posted by 加藤のどか at 13:54| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

時給

 農家の経済的規模を、表す場合。
 
 普通「売上」を使います。「年商」と言い換えても、いいですね。
 
 
 たとえば。
 
 
 ある農家さんに対し「どのくらい稼いでいるんですか?」なんていう、
 漠然とした質問をしたとすると。
 
 8割方の人からは「売上」の金額が、返ってくると思います。
 
 「500万くらいかなー」
 「いい年には、2000万くらいいくかな」
 
 という金額は、普通は「売上」。
 
 なぜ、そこで「利益」ではなく「売上」が返ってくるのかは、
 よく分かりませんけれど。そういうケースが多いのです。
 
 
 もう一つ。たとえば。
 
 
 「1000万農家」という言葉があります。
 
 専業農家としてやっていくために必要な規模として
 「1000万農家」なんて言葉は使われます。
 
 「うちの町には、1000万農家なんて、ほとんどいないよー」
 なんていう、農協職員の自虐的台詞なんかで、よく使われます。
 
 これも「利益1000万円」ということでは、ありません。
 「売上1000万円」ということです。
 
 繰り返しますが、なぜ「利益」ではなく「売上」で表現するのか、
 分かりませんけれど。ともかく「売上」で答えることが多いのです。
 
 
 
 で。
 
 
 
 ある農家の経済的規模を知りたい場合。
 
 「売上」を知ったところで、どうしようもないんですよね。
 
 
 普通のサラリーマンだったら、
 「年収500万」だったら、そのまんま「年収500万」ですよね。
 
 
 でも、農家が「売上1000万」といっても、
 「利益」がいくらかは、人それぞれです。
 
 ひょっとしたら、経費が900万円かかっていて、
 利益は100万円だけかもしれない。
 
 また、経費が100万円しかかからなくて、
 利益が900万円かもしれない。
 
 同じ「売上1000万円」ですが、利益には9倍の差があるわけです。
 
 
 
 では。



 農家の経済的規模を見る場合に、
 「売上」ではなく「利益」に注目すればいいのでしょうか。
 
 いや、まだまだ。
 
 一体、その利益が何人の労働によって得られたのかを、
 考えなくてはいけません。
 
 
 同じ「利益500万円」の農家でも。
 
 お父さん1人だけが働いて、利益500万円なのか。
 
 お父さんと、お母さんと、おじいちゃんと、おばあちゃんとが働いて、
 利益500万円なのか。
 
 
 前者ならば、一人当たりの利益が500万円ですが。
 後者ならば、一人当たりの利益が125万円です。
 
 4倍の開きがあるわけです。
 
 
 
 では。
 
 
 
 農家の経済的規模を見る場合に、
 「利益」ではなく「一人当たりの利益」に注目すればいいのでしょうか。
 
 いや、まだまだです。
 
 農家は、公務員のように、
 働く時間がキチンと決まっている仕事では、ありません。
 
 冬場に3ヶ月ほど休みがある農家もいるし。
 1年中、休みなく働いている農家もいます。
 
 同じ「一人当たりの利益が500万円」の農家でも。
 その「一人」が働いている時間は、まちまちなのです。
 
 週休2日、シーズンオフには3ヶ月の休みがあるという農家と。
 365日、1日12時間、働きづめの農家では。
 
 経済的な能力は、同じでは、ありませんね。
 
 
 
 結局のところ。
 
 
 
 農家の、経済的規模(経済的スキル)を計る指標は、
 たった一つだけでいいんです。
 
 
 「時給」です。
 
 
 1時間の労働で、どのくらい稼げるのか。
 それだけが、農家の能力を計る指標となるのです。
 
 
 
 でも、なぜか知りませんけれど。
 
 
 
 普通、農家の経済的規模を表す場合に使われるのは「売上」なんですよね。
 
 だから「うちは1000万農家だ」なんていばっている、
 時給200円くらいの農家だって、いるんです。
 
 「1000万円農家」という言葉を聞くと。
 知らない人は「え、(年収)1000万も稼げるんだ!」と思ってしまいます。
 
 そして、そこで研修を受けて「1000万円稼げる技術」を学ぼうとしても。
 その農家さんが、経費800万円かけて、奥さんと、両親も働いていたら。
 
 学べるのは「時給200円の技術」だったりするんですよね。
 
 
 
 農業研修を、ご検討の方々。くれぐれも、ご注意ください。


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posted by 加藤のどか at 13:49| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月15日

ファッションチェック

 驚いたことに。
 
 銀座で売り出される、正月用福袋の景品として、
 「農業体験」があるらしいですよ。
 
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20081202ddm008020016000c.html
 ↑毎日新聞のニュースによれば。
 
> 三越銀座店(東京都中央区)は、
> 千葉県で36平方メートルの農地を1年間借り、大根や白菜など、
> 野菜の栽培から収穫までを体験できる福袋
> (3万1500円、1組2人限定)を用意した。
>
> 高島屋大阪店(大阪市)も滋賀県内で田植えと稲刈りを体験し、
> 新米1俵分が届く福袋(3万円、15人限定)をそろえた。
>
> 三越広報は「食の問題や物価高と暗い話題が多いが、
> 家族で収穫を楽しんでみては」と話す。

 ってことだそうです。

 農業体験って「レジャー」の位置にまで来ているんですね。
 
 このメルマガの読者さんでも、いろんな農業体験に
 出かけていく人も、いるかもしれませんね。
 
 
 
 そこでっ! 今日の「都会育ちの田舎暮らし」はっ!
 
 
 
 「これさえ揃えれば大丈夫! 最新農業ファッションチェック!
  2009年の流行は? クボタカラーで決めちゃうの!?
  ヤンマーカラーで決めちゃうの? それともHB−101?
  長靴ブランドから手袋ブランドまで、全身をコーディネート!
  夏の日差しも、冬の寒さも、アシナガバチも怖くない!
  でもマムシはやっぱり怖いよね♪(゜▽ ゜)」
  
 と、題して。
 
 「農業体験に来て行くべき服装」について、
 田畑ファッションに無知な紳士淑女諸君にお伝えしたいと思います!
 
 
 
※クボタカラーとは、オレンジと緑の組み合わせ。
 ヤンマーカラーとは、赤と白の組み合わせ。
 
 
 
 
 
★まずは、靴のチェックから行ってみようか! (゜▽ ゜)HEY!

 オシャレの基本は足元から! 
 彼(体験先の農家)の視線も、足元に集中してるNE!

 農業体験の説明書に「動きやすい服装で」と書いてあるから〜、
 じゃあ、古いスニーカーで行こうかな〜
 
 なんてーのは、カンゼンシロート! 笑われちゃうゾ♪
 
 彼(体験先の農家)に「オメェは畑に入んの、へじめて(初めて)か?」
 って言われちゃうよ! きゃぁ〜☆
 
 基本は長靴! 畑には水溜りもあるし、スニーカーなんか、
 すぐ泥だらけになっちゃうYO!
 
 本誌のオススメ・ロングブーツ(長靴)は「親方寅さん」!
 
 なんと半年間の保証つき! 買ってから半年以内にゴムが破れたら、
 新品と取り替えてくれるんだって! ワァオ! デンジャラス!
 
 間違っても「カラフルな長靴」なんか、買っちゃダメ!
 2色以上のゴムを繋ぎ合わせた長靴は、継ぎ目から壊れやすいよ!
 
 ホワイトオンリーか、ブラックオンリー。ワンカラーの長靴が基本だね♪
 
 予算は600YEN〜2000YEN!

 お小遣いが足りなかったら、
 パパ(血縁の有無に関わらず)にオネダリしちゃえ!
 


★次は手袋! 指の先まで、ファッションには気を使おうね♪ (゜▽ ゜)

 農業体験の説明書に「手袋を用意」と書いてあるから、
 じゃあ、うちにある手袋を探して・・・って、ストップ! ハニー!
 
 ハニーは、その手袋をどういう目的で買ったの?
 寒いから? オシャレ用? なんとなく?
 
 農業の手袋の目的は、どっちでもないよ。目的は、ケガしないため☆
 
 キーポイントは「防御力」だNE! おうちにある手袋はOUT!
 
 
 基本の手袋は「軍手」だネ!
 
 
 10組198円! 1組19円80銭!
 お小遣いにヨユーが無いボーイズ&ガールズでも、これなら安心だ!
 
 もうちょっといいのを買いたいなぁ〜
 って人は、アトム・ブランドからチョイスしてみようか♪
 http://www.atom-glove.co.jp/products/index.html
 
 基本は、アトムの「ゴム張りZ」!
 5組入っていて、お買い得だね!
 
 手のひら側がゴム張り! 手の甲側が軍手生地!
 防御力と風通しの、2つの機能を備えた、画期的な手袋だね!
 
 新品を使うと、彼(体験先の農家)に
 「あんれ、わざわざこのために買ったのかなぁ〜?」なんて
 心配をかけちゃうから、泥汚しも忘れずに!
 
 
 
 
★キャップ! 帽子! ファッション的には何ていうの? わかんないけど!
 とにかく帽子だよ! (゜▽ ゜)
 
 説明書に「帽子」と書いてなくても、キャップは持っていこうね!
 
 メンズなら野球帽! レディーなら後ろが布になってる麦わら!
 
 ブランドは「渋谷に溶け込むキャップ」じゃなかったら、何でもイイヨ!
 彼(農家さん)は、「孫のお下がり」をもらうこともあるからね!
 
 小学校で爆発的にヒットしたキャップを、数年後に被るくらいがベストだよ!
 今だと、マリナーズの帽子や、ヤンキースの帽子なんかがバッチリだね!
 
 ワン・モア・インフォメーション!
 
 「こいつ、できるっ!」と思わせたいなら、HB−101のキャップだね☆
 
 イエローに、おおきく黒い「HB−101」のロゴ!
 田舎者なら分かるよね! 近所のオジサンが被ってる、アレだよ!
 10人集まれば1人は被っている、あのキャップ!
 
 販促用の非売品だから、これを手に入れられるのは、ほとんど農家!
 「HB−101」のキャップで、彼(農家)の見る目を変えちゃおう!
 
 
 
★トップス・ボトムスっていうの? 上着とズボン! (゜▽ ゜)

 実は、靴・手袋・帽子にはコダワッテほしいんだけど、
 あとは正直「長袖と長ズボンならOK!」ってカンジ。
 
 ギャクに、ここで気合を入れて、作業用つなぎとかを着て行くと、
 よりシロートっぽさを出しちゃうよ!
 
 彼(農家)は、家にいる服装と、畑にいる服装が、
 そんなに変わらないからね! 自然体が一番!
 
 家にある、汚れてもいい長袖・長ズボンをそろえていってね!
 
 
 
★気をつけたい小物類! (゜▽ ゜)

 まず、お腹に巻きたいウエストポーチ!
 サイフやケータイなんかの小物は、ここに入れておこうね!
 
 本誌のオススメアイテムは、十徳ナイフ!
 ナイフに加え、ドライバーとか、栓抜きなんかもくっついている、アレだね!
 
 アウトドアの必需品! 農業は、基本的にアウトドアだからね!
 
 彼(農家)が、体験先のハウスを開けようとしたけれど、
 昨日の強風で、ハウスがゆがんで、開かない!
 
 そんなとき、この十徳ナイフで修理しちゃえ!
 ネジを回して、ユガミを矯正! 彼のハートもわしづかみ!
 
 彼に「この人は何者だろう?」って思わせちゃおう!
 
 



 みんな、農業体験のファッションチェックはできたかな?
 全身コーディネートの予算は、大体5000YEN!
 
 彼(農家)の栽培品目に合わせた、細かいコーディネートも忘れずに!
 
 近所のカインズホームか、コメリにGO! (゜▽ ゜)
 
 
 
 次号の特集は
 
 「カマとクワを使いこなしちゃおう!機械に頼る彼の目も、アタシに釘付け!
  今年流行のノコギリガマをゲット☆して、みんなに注目されちゃおう♪」
  
 発行予定は、2089年! みんな、またね〜☆(81年後に)


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posted by 加藤のどか at 13:47| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

義務教育

 日本の農業を取り巻く環境というのは、
 いろいろな情報を知れば知るほど、絶望的な気持ちになってきますよね。
 
 
・食料自給率は、40%未満。

・農家の半分は、60歳以上。

・休耕地や耕作放棄地の拡大。


 お先真っ暗。(゜△ ゜)
 
 国は、補助金つけたり、いろいろな支援をして、
 なんとか農業を盛り上げようと頑張っているようですが。
 
 今のところ、改善の兆しは、見られませんね。
 
 
 さて。
 
 
 本気で、農業を復活させたいのならば。
 
 一つ、簡単な方法があります。
 
 
 
 それは、義務教育に「農業」を、入れること。
 
 
 
 誰もが農業を身近に感じることにより、
 食に対しての危機意識も高まりますし、
 本当に良い食物を選んで購入してくれるようになる。ゆえに農家も助かる。
 
 なーんて目的で「義務教育に農業を!」というのでは、ありません。
 
 
 
 「消費者意識」を、育てることを目的とした、「農業教育」の導入ではなく。
 「生産者」を、育てることを目的とした、農業教育を行う。
 
 「農業の天才」を見つけるために、「農業」を義務教育に取り入れるんです。
 
 
 
 皆さんは、何の才能がありますか?
 
 
 
 勉強が得意な人。
 
 野球が得意な人。
 
 サッカーが得意な人。
 
 絵を描くのが得意な人。
 
 ルービックキューブが得意な人。
 
 
 
 いろんな才能を持った人が、いると思いますが。
 
 その才能が発揮されるためには、ゼッタイに必要な条件があります。
 
 
 それは。
 
 「その行為をする機会が、あること」
 
 
 野球という文化が無いインドにおいて
 イチローを超えるような野球の才能がある人は、たぶん、います。
 (だって、10億人近くの人間がいるんだから)
 
 でも、「イチローを超える野球の才能を持ったインド人」が、
 イチローよりも、野球がうまくなることは、無いです。
 
 だって、彼は野球をしたことが、無いから。
 潜在的な才能は、永久に潜在したまま。
 
 才能というのは、機会があってこそ、発揮されるものです。
 
 
 
 数学の才能がある人は、義務教育によって「数学」と出会うことにより、
 自らの才能に気づきます。
 
 ほかの人が悩む問題でも、僕はスラスラと解ける! (゜▽ ゜)
 数学を学ぶのが面白いし、興味が尽きない! (゜▽ ゜)
 
 そういう人が、大学の数学科に進み、数学者になり、
 日本の数学のレベルを引き上げます。
 
 
 
 はっきり言って、因数分解なんて、99%以上の人は必要としない知識です。
 
 実際、僕は、大学入試以降、
 因数分解の知識を使う場面に、出くわしたことがありません。
 
 でも、義務教育で因数分解を扱うことによって、
 少数の「数学者」「物理学者」等の研究者が生まれ、
 新たな技術が開発されていくわけです。
 
 
 
 もし
 「因数分解なんて、大多数の人に必要ないから、廃止しよう」
 と、なれば。
 
 99%の人には、全く影響がなくても、1%の人に影響があります。
 
 日本の理系を支える人々が、生まれなくなってしまうんですよね。
 「その道のトップ」が、生まれなくなってしまうんです。
 
 
 
 つまり。
 
 機会を与えない限り、才能が発揮されることは、ないんです。
 才能があったとしても、その才能は、埋もれたままなんですね。
 
 
 
 で。
 
 農業。
 
 
 
 皆さん、農業をやったことがありますか?
 
 ま、普通は「無い」ですよね。
 
 
 年配の方ならともかく、現代の若い世代は、ほとんどが「都会出身者」。
 
 農業なんて、遠い世界の話。
 
 田んぼも、畑も、近所にはありません。
 20歳くらいだと、そういう人が、半分以上だと思います。
 
 ましてや「農業」を体験した人となると、
 全体の1割もいないんじゃないかと思います。(若い人に限れば)
 
 
 
 農業を経験する「機会」は、普通の人には、ありません。
 つまり「農業の才能」があったとしても、気付くことが出来ないんです。
 
 
 
 義務教育に「農業」を導入する目的というのは、
 一般の人に、広く浅い農業知識を得てもらうためでは、ありません。
 
 100人に1人の「農業の天才」を発掘するためです。
 
 
 
 どんな学問でも、100人に1人くらいは、
 バカみたいに興味を持つ子供が、いるものです。
 
 数学だって、大半の人は嫌いですけれど、
 100人に1人くらい、数学にハマっちゃう奴が、いるもんです。
 
 そういう人が、将来、日本の理系技術を支えるんです。
 
 
 
 もし、義務教育に農業が導入されて、
 都会の子供でも、「農業」を経験するとなれば。
 
 100人に1人くらい、目をランランと輝かせて、
 農業にハマる奴が、出てくるんです。
 
 土壌分析とか、肥料設計とか、品種改良とか。
 もう、楽しくて楽しくて、しょうがない。そんな奴は、必ずいます。
 
 周りが反対しようが、何しようが、農業高校⇒農業大学⇒農家と、
 農業エリートコースを突き進む「都会の子」が出てくるはず。
 
 
 100人に1人でいい。
 
 
 100人に1人、そういう子供が出てくれば。
 1年間で、1万人の「若い農家」が生まれるんですよ。
 (しかも、みんな農業が大好き! 嫌々実家を継ぐ農家とは、大違い!)
 
 日本の農業なんて、あっという間に復活します。
 
 
 
 学校の授業なんて、今から振り返れば、役に立たないことばかりです。
 
 でも、それでもいいと思うんです。
 
 物理も、化学も、地学も、古文も、漢文も、世界史も。
 99%の人にとっては必要ない知識です。(受験時は除く)
 
 経験する「機会」を持たせてやることによって、
 そのジャンルの「トップ」に立つ人が、生まれるんです。
 
 
 
 農業を復活させる、一番の早道。
 
 それは「義務教育への、農業の導入」だと思うんです。


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タグ:教育
posted by 加藤のどか at 13:45| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

商品力と販売力

 農作物のパッケージに、アニメ絵のラベルを貼ったところ、売上が急増。
 
 という話が、ありました。
 
 
 秋田県羽後町の「JAうご」では、
 特産の米、アキタコマチのパッケージに、西又葵さんの絵を採用。

 「西又アキタコマチ」は、インターネットのみでの販売にも関わらず、
 例年の何倍もの売上を記録しているとのこと。
 
 JAうご⇒ http://www.ja-ugo.jp/

 
 
 よし、それじゃウチもやってみよう!
 と、素早い行動で追従したのが、同町のいちご組合。
 
 いちごのパッケージに、西又さんの絵を採用。
 これも、飛ぶように売れてゆき、現在は販売を一時休止しているほど。
 
 うご野いちごちゃん⇒ http://www.komachino.com/?pid=9910506
 
 
 
 一部には「本来は、農作物自体の、品質や味で売るべきなのに、
 パッケージで売るのって、どうなのよ?」的な意見もありますが。
 
 
 僕は「大いにアリ」だと思います。
 
 
 というか、パッケージ一つ変えただけで、これだけ売れるんなら。
 
 今までの農協って、本当に、販売努力とかしてきたのか?
 と、思わざるを得ません。
 
 米なんて、誰もが食べるものだから、
 「商品力」の上にアグラをかいて、売る努力をしていなかったんじゃないか。
 
 と、思ってしまいます。(農協の実態なんぞは、知らん)
 
 
 
 「商品力」と「販売力」は、往々にして、反比例します。
 
 
 
 「商品力」があるもの、つまり、誰もが必要とする良いものであれば、
 「販売力」がなくても、ある程度は売れてしまうもの。
 
 農作物なんかは、典型的ですよね。
 
 食べ物なんですから、誰もが必要としています。
 「キャンペーンを行わなかったから、今年は米が売れなかった」
 なんて話は、聞きません。
 
 黙っていても、ある程度は売れてしまうから、
 販売力を高める努力を、怠ってしまいがちです。
 
 
 
 一方。
 
 
 
 「商品力」がないもの、つまり、そんなに必要としない商品であれば、
 「販売力」がないと、売ることは出来ません。
 
 
 
 典型的なのは、テレビショッピングですよね。
 
 ガラクタみたいな商品を、1万円近い価格で、飛ぶように売り捌きます。
 
 「今だけの限定価格!」とか、「さらに、オマケをつけちゃいます!」とか、
 「本当に助かっています」とかいうオバサンの感想(棒読み)とか。
 
 あらゆる販売テクニックを駆使して、売ってきます。
 
 テレビショッピングには、攻撃的な販売力があります。
 
 
 
 一方、守備的な、「待ちの販売力」もあります。
 
 こちらの典型は、駄菓子。
 
 僕が子供のころに流行った「ビックリマンチョコ」なんて、
 だれも「チョコ」には、見向きもしていませんでした。
 
 「ビックリマンシール」が欲しいために、買っていたんです。
 ビックリマンチョコの商品力なんて、無に等しいんです。
 
 事実、通学路には、大量の「シール無しビックリマンチョコ」が
 捨てられたりしていました。(金持ちの子供が、大人買いした残骸)
 
 「シールをつける」という販売テクニックによって、
 誰も必要としない「ウエハースチョコ」を、ヒット商品にしてしまったのです。
 
 
 駄菓子を見てみると、その「商品」自体は、
 とても、好んで買いたくなるようなものでは、ありません。
 
 商品力は、ほとんど無に等しいんです。
 
 が。
 
 そこに、いろんな販売の仕掛けをつくっているのです。
 
 
 
 「コレクション性のあるオマケ」
 (ビックリマン・チョコエッグ・プロ野球チップス等)
 
 「有名キャラクターとのタイアップ」
 (ディズニーキャラクターのイラストがある文具とか)
 
 「ギャンブルのスリル感」
 (当たり付きのアイス・当たりつきのガム・おみくじ飴等)
 
 
 
 などなど、数々の販売テクニックを駆使して、子供の心を奪います。
 
 テレビショッピングが、向こうから迫ってくる「攻めの販売」とすれば、
 駄菓子屋の商品は、こちらの興味を自然とさそう「待ちの販売」です。
 
 
 
 
 
 「魅力的ではない商品」を売らなきゃいけない人は、
 どうやったら売れるかを、必死に考えます。
 
 でも、なまじ「魅力的な商品」を持っている人は、
 売る努力をしないまま、なんで売れないか不思議に思っています。
 
 
 農協では、よく「販売研修」として、他地域の農協を視察したり、
 お偉いコンサルタントの先生に講演してもらったり、
 いろいろな活動をしているようですが。
 
 
 
 こ難しいマーケティング理論などを学ぶよりも。
 
 深夜のテレビショッピングや、街角の駄菓子屋から、
 学べるもののほうが、多いのではないか。
 
 そんな気も、するのです。


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タグ:セールス
posted by 加藤のどか at 13:41| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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