皆さん、当然ご存知でしょうけれども、
僕は毎日、こうやってメルマガを書いているじゃないですか。
メルマガを書き始めて600回にもなりながら、今更ですが。
文章執筆の参考になればと思って、古今東西の、
いわゆる「名コラム」というのを読んでみようと思ったわけです。
続きを読む前に
僕のメルマガが何に近いかといえば、いわゆるコラムやエッセイです。
『都会育ちの田舎暮らし』は、ビジネスに役立ったり、
最新の投資情報が得られたり、異性にもてたりするような、
特定の役立つことがあるわけではない、一般人コラムメルマガですから。
ですから、コラムやエッセイの分野で、名文と誉れ高い文章を読めば、
いろいろとメルマガを書く上でも役に立つのではないか。
などと思い、アマゾンで適当に「名コラム」との誉れ高い書籍を、
20冊ほど買ってみたんですね。
で、ざーっと読んでみたんですが。
つまらねえ (゜△ ゜)
一読者として(メルマガ発行者としての自分を棚に上げて)
正直な感想を言わせてもらえれば、
そのほとんどが、なぜこんなものが本になるのか分からない。
とても読めたものじゃないなぁ、と思ったわけです。
しかし。20冊ほど買った本の中に、ひとつ、
これはすげえエッセイだなと感心させられたものがありました。
古今東西のエッセイの中では、
その本がどのくらいの位置にあるのかは知りませんけれども。
僕が買った20冊の中では、圧倒的にその一冊が面白かった。
この本を買えただけでも、やたらめったらに、20冊もの
エッセイ集を買った価値はあるのではないかと思いました。
ってことで、毎週土曜日は書評の日。
今日ご紹介する本は、向田邦子著『父の詫び状』です。
向田邦子さんは、僕の予備知識では「飛行機事故で亡くなった人気脚本家」
くらいの印象でしかなかったんですが。(僕が2歳のときに亡くなった)
『父の詫び状』を読んで、イメージが変わりました。
この人、文章めっちゃ上手い。
脚本家としてどれだけ凄いのかは知らないけれども、
とりあえず、エッセイはめちゃめちゃうまい。
さて。
いつも書評で取り上げているようなノンフィクション系ならば、
内容をいろいろ説明することも出来るのですが。
『父の詫び状』はエッセイ集なので、とりたてて説明することがありません。
著者自身が体験による、昭和の家庭が舞台となった、
とても面白いエッセイ集です。ぜひ読んでみてください。(゜▽ ゜)
この2行以上に、内容説明が思いつかないのですが、どうしましょうか。
ウィキ兄貴に丸投げしちゃいましょうか⇒ http://tinyurl.com/5dbo3m
一応、僕の「名エッセイ(名コラム)」の基準をあげておくと、
「いかに普通の出来事を、面白く伝えられるか」ということ。
面白い体験があって、それを文章にするのも、もちろん良いのですけれど。
僕が、それよりもすごいと思うのは、日常のなんでもない体験を、
すごく面白く読ませるような文章なのです。
20冊ほど買ったエッセイの中で、『父の詫び状』の次に面白かったのは、
浅田次郎さんの『極道放浪記』でした。
たしかに、浅田さんの『極道放浪記』も、文章は面白い。
でもそれ以上に、この本には、体験の面白さがあるんです。
浅田さん自身が体験してきた、裏社会の仕組みを垣間見れる面白さがある。
しかし、向田さんの『父の詫び状』の舞台のほとんどは、
日常の、普通の暮らしの風景。
普通の暮らしを、これだけ(といっても読んでない人には通じないが)
面白く伝えられるという意味で、ナンバーワンだったのが、
向田邦子著『父の詫び状』でした。
これを読んだところで、当初の目的であった
「メルマガの質を向上させる」というところに結びつくかどうかは、
定かではないのですが。
とりあえず、読んで面白かったことは、たしかです。
【紹介した本】
『父の詫び状』 向田 邦子
http://www.amazon.co.jp/dp/4167277018/ref=nosim/?tag=katonodoka-22
『極道放浪記 殺られてたまるか!』 浅田 次郎
http://www.amazon.co.jp/dp/4877286373/ref=nosim/?tag=katonodoka-22
↑この本も、普通に面白いですよ。おすすめ。
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