2009年05月07日

お茶じゃないお茶

お茶.jpg

 
 
 最近、お茶に凝っていましてね。
 
 
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 丁寧に刈り込まれた芝生が広がる庭にポツンと置かれた、
 白いテーブルと、小さな椅子がひとつ。
 
 毎日、1分たりとも違わぬ時刻に執事が淹れてくれるアフターヌーンティー。
 摂氏65度に保たれた紅茶の香りが鼻腔をくすぐる。
 
 「いいね。さすがはダージリン・レッドサンダーだ」
 
 そう私が微笑みかけると、執事のアイケルバーガーは満足げにうなづいた。
 
 他人から見れば、まるでスイスの精密時計のように思われるであろう、
 同じ毎日を送っている私の生活。
 
 365日変わらぬスケジュールの中で、最も心安らぐ時間こそが、
 午後3時からきっかり15分間の、アフターヌーンティーの時間である。
 
 
 
 なんていう「お茶」は、前世のイギリス貴族時代に
 さんざん経験したので、もう興味も無いのですが。
 
 
 
 最近、近所の直売所で売っている「お茶」に、凝っているのですよ。
 
 お茶といっても、本当の「お茶」じゃなく。
 野草だとかを原料にした「お茶じゃないお茶」。
 
 緑茶も紅茶もウーロン茶も、もとは全部「お茶」の木ですよね。
 
 ツバキ目ツバキ科ツバキ属の「チャノキ(茶の木)」の葉っぱを
 加工してつくられたのが、緑茶などの「お茶」です。
 
 しかし「チャノキの葉っぱ」を原料としないお茶も、いろいろあるんですよ。
 
 
 
 代表的なものでは、麦茶。
 
 
 麦茶の原料は「チャノキの葉っぱ」ではありません。
 麦です。麦を炒ったものが、麦茶ですよね。
 
 同様に「玄米茶」も、お茶じゃないお茶。
 「梅こぶ茶」も、お茶じゃないお茶です。
 
 そんな「お茶じゃないお茶」が、近所の直売所にたくさんありまして、
 それにちょっと凝っているのですよ。
 
 どんなラインナップがあるか、代表的なものを挙げてみましょうか。
 
 
 
 ・ゴーヤ茶
 
 ゴーヤチャンプルーのゴーヤですね。
 通称「にがにがぼつぼつ琉球瓜」です。
 
 あのゴーヤをスライスして乾かしたものが、ゴーヤ茶。
 
 苦いです。まじ苦いです。
 しかし、飲み続けていると、この苦味がクセになる。
 
 特に寒い日なんか、熱いゴーヤ茶を淹れると、
 その苦味が身体に染み渡り、暖かくなる気がしますね。
 
 ビタミンがすごく入っていそうな気がします。
 気がするだけで、本当に入ってるかどうかは知りません。
 
 
 
 ・杜仲茶
 
 ペットボトルでも売られている、有名な「お茶じゃないお茶」。
 トチュウ(杜仲)という大きな木の葉っぱによって作られます。
 
 トチュウは、見た目はケヤキのような、ごく普通の木。
 
 ちょっと薬っぽいようなクセのある味ですが、
 慣れればなんてことないです。なかなか飲みやすいお茶。
 
 
 
 ・笹茶
 
 「笹の葉 さーらさらぁー♪」の、あの笹の葉のお茶。
 笹そのものの味がします。
 
 といっても、パンダじゃないんだから、
 笹を食べたことある人なんて少ないでしょうけれど。
 
 和菓子とかの、笹の葉にくるんだやつって、
 笹の香りがついているじゃないですか。あの味がします。
 
 夏に、冷やしておいたら美味しいと思いますよ。
 すっきり爽やかなジャパニーズハーブティーです。
 
 
 
 ・ウコン茶
 
 ウコンは別名ターメリック。「ウコンの力」のウコン。
 カレーの黄色は、ウコン(ターメリック)の色です。
 
 ウコンの根をスライスして干したものが、ウコン茶。
 
 ショウガ科の植物なので、味もショウガに似ています。
 ピリリと辛く、苦味のある味。ショウガ湯みたいです。
 
 エスニック料理にはぴったりのお茶ですね。
 
 
 
 ・マタタビ茶
 
 猫が酔っ払う、あのマタタビの葉っぱをお茶にしたもの。
 マタタビ独特の風味があります。
 (といっても普通は知りませんわな、マタタビの風味なんて)
 
 結構はっきりした味というか、旨みがあるというか。
 お茶というより、スープを飲んでいる感覚に近いかもしれない。
 
 ちなみに、マタタビの語源は、食べると元気になって
 「また旅ができる」ということに由来するとかしないとか。
 
 
 
 
 ま、このような「お茶じゃないお茶」が、
 結構、直売所で売られているんですよね。
 
 ほかにも、ヤーコン茶、きし豆茶、
 名前は忘れたけれど木の皮のお茶など。
 
 いろんな「お茶じゃないお茶」が売られていて、なかなか面白いのです。
 
 
 
 ただ難をいえば、量が多いこと。
 
 200円でビニール袋いっぱいに「杜仲茶」が入っている。
 普通の葉っぱを干したものが、ビニール袋いっぱいに入っているのを
 想像してください。(数百枚はあるか?)
 
 で、杜仲茶ってのは、葉っぱ2枚ほどで、
 1リットルくらいは抽出できちゃうんですよ。
 ですから、1日に使うのは2枚程度。
 
 毎日杜仲茶を飲むわけじゃないから、
 ま、一週間で使うのは、せいぜい5〜6枚の葉っぱといったところ。
 
 だから、いつまでたっても無くならないんですよ。
 
 もう3ヶ月ほど杜仲茶を飲んでいるんですが、
 袋の中の葉っぱが減った気配がない。
 
 200円分もいらない、20円分くらいでいいんですけれど。
 なぜか、どのお茶(じゃないお茶)も、
 大きな袋に、たっぷりと入って、売られています。
 
 
 
 各地の直売所に行けば、いろんな、
 その地ならではの「お茶じゃないお茶」があると思います。
 
 田舎にお越しの際は、ぜひお買い求めください。
 
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posted by 加藤のどか at 12:00| 高知 ☁| 食べ物のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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