2009年04月23日

稲刈り作業委託

コンバイン.jpg
 
 【前回までのあらすじ】
 
 去年の秋の稲作日記。K地区のヒノヒカリの稲刈りは終了。
 J地区の紅朱雀は「はざかけ」にして乾燥待ち状態。
 残す稲刈りはJ地区のヒノヒカリと、サリークイーンとなった。

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続きを読む前に

 
 以前に、K地区のヒノヒカリは農業公社のコンバインを召還したことにより
 一気に稲刈りが終わったと書きました(召還魔法『コンバイン』MP20消費)。
 
 このコンバイン召還術、召還されるのは
 農業公社のコンバインだけではないんです。
 
 農家さん個人が、稲刈りの作業請負をすることもあるんです。
 
 
 例えば、コンバインを持っている大きな農家と、
 その隣に住む、自分が食べる分くらいをつくるオバアサンが
 いたとしましょうか。
 
 オバアサンが自力で稲刈りをするのは大変です。
 バインダーで刈って天日干しをするにしても、一人でやるのは大変。
 
 ですから、オバアサンは隣の農家さんに、
 コンバインで稲刈りをしてもらうように「作業委託」します。
 
 ごくごく自然なことですね。
 
 
 これがもうちょっと規模が大きくなると、
 集落単位での作業請負と行う組織が出来上がります。
 
 ここの集落というのは「町」や「村」じゃないです。
 もっと小さな、30軒くらいの人家から成るような「集落(部落)」。
 
 大体、そのくらいの規模(30軒以上)であれば、
 共同所有のコンバインやらトラクターやらがあって、
 機械の無い人の作業を代わりに請け負ってくれる「作業委託」が
 行われているケースが、多いと思います。
 
 
 それ以上の規模になると、僕がK地区で召還した「農業公社」や、
 「農協」や、「町」「村」といった自治体の登場となります。
 
 
 まとめると
 
 ・農家個人での作業請負
 ・集落組織での作業請負
 ・自治体や農協の作業請負
 
 といった、いろんなコンバイン召還術があるということです。
 (かかる費用は、どれも同じ程度)
 
 
 さて。
 
 
 僕はK地区の稲刈りで農業公社のコンバインを召還しましたが、
 本来だったら、「農家個人」への作業委託をお願いしたかったのです。
 
 ぶっちゃけ、田舎の付き合い的な観点からも、
 農家個人への作業委託のほうが、得るものが大きいと思っています。
 
 農家さん個人へ作業委託した場合、その農家さんとの人脈がつくれますけれど、
 農業公社や農協へ委託した場合には、そういう効果は薄いですからね。
 
 僕のような新参者は、なるたけ地元での人脈をつくりたいですから、
 出来ることならば農家さん個人への作業委託をしたかったのです。
 
 
 ところがK地区周辺の農家さんに聞いてみたところ、
 K地区(人家は10軒ほどの集落)には、コンバインで稲刈り請負を
 してくれる農家がいない。
 
 なので仕方なく、K地区の稲刈りにおいては、
 農業公社のコンバインを召還したという次第なのです。
 
 
 
 話はひるがえって、J地区。
 
 J地区は、K地区よりも小さな集落。人家は6軒ほどしかありません。
 
 もし誰かがコンバインで刈ってくれるのならば頼みたいけれど、
 そんな人いるはずないよなー、と思いながら。
 
 とりあえず、僕の隣の田んぼでやっている「はちまきさん」に
 相談することにしました。
 
 
 あ、このはちまきさんですが、去年の夏に書いた「二度目の稲作・前編」では
 「親方」として登場している人物。
 
 でも、僕の中で最近の呼び名が「はちまきさん」なので、
 後編では「はちまきさん」と書くことにします。
 
 
 なぜ「はちまきさん」かというと、いつも頭に黄色い鉢巻をしているから。
 
 野球帽の上からでも、黄色い鉢巻をしめています。理由は不明。
 はちまきといっても、実際はタオルなんですけれどね。
 
 これが、必ず黄色。無地の黄色。白いタオルを使うことはありません。
 おそらく、そこには何らかの深い理由があるのでしょう。
 (例えば、戦時中に黄色い鉢巻が銃弾を食い止めてくれたから助かったとか)
 
 一度、はちまきさんの田んぼに立つ案山子(かかし)の頭にも、
 黄色いはちまきが巻かれていたことがあり、それには本当に笑いました。
 
 
 
 で。はちまきさんに
 
 「このあたりで、稲刈りの作業請負してくれる農家さんって、いますかねー」
 と尋ねたところ
 
 「わし、やっとるで」とのご返答。
 
 ありゃま、いきなりヒットですか。
 
 
 ま、はちまきさんには田植えも一部頼んだことだし、
 ついでに稲刈りもやってもらおう、と。
 
 てな理由で、J地区で残ったヒノヒカリ&サリークイーンの稲刈りを、
 はちまきさんのコンバインでお願いすることにしたのです。
 
 詳細は、またあした。


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posted by 加藤のどか at 12:00| 高知 ☁| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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