2009年03月10日

のどが渇いたら・・・

フルーツ山盛り



 海外の映画を見ると、普通の家庭なのに、
 テーブルの上にフルーツが山盛りになっている光景を目にします。
 
 子供のころは、そういう光景を見て、
 「ああ、外国は豊かだなぁ。いつでもフルーツが食卓にあって、いいなぁ」
 なんて、うらやましがっていたんですが。
 
 最近、なぜ海外の普通の家庭で、食卓にフルーツが山盛りにしてあるのか、
 その理由を知りました。


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 海外の人にとって、フルーツというのは多くの場合、
 デザートではなく、水分補給のために食べるものなんだそうです。
 
 「のどが渇いたから、水」ではなく、
 「のどが渇いたから、フルーツ」なんです。
 
 「食後のデザートに、フルーツ」ではなく、
 「のどが渇いたから、フルーツ」なんです。
 
 なぜかというと、水が無いから。
 
 
 日本では、まずかろうと、カルキ臭かろうと、
 水道水は「飲んで大丈夫な水」ですよね。
 
 いくら東京の水道水がまずかろうと、
 ほとんどの人は水道水を飲んで生活しています。
 
 きれいな水がすぐに手に入るから、
 フルーツは「必需品」にはならなかったんです。
 ちょっとした贅沢のための「嗜好品」だったんですね、日本では。
 
 だから、1粒100円もするイチゴや、1個1000円という桃がある。
 必需品ではなく、嗜好品だからこそ、高価な、綺麗な果物を作ります。
 
 フルーツが必需品である海外では、質よりも、量。
 少しぐらい外見が汚くても、安くて大量に買えるほうがいいんですね。
 
 
 水道水が飲めるというのは、日本では当たり前ですが、
 世界レベルで見れば普通のことでは、ありません。
 
 多くの国では、衛生上の問題があったり、水に石灰分が含まれていたりして、
 水道水というのは、そのまま飲むには適さない水なんです。
 
 水道水というのは、飲用ではなく、トイレや洗濯なんかに使う水なんですね。
 
 そういう土地では、のどの渇きを潤すために
 最も手っ取り早いのが「フルーツ」なんだそうです。
 
 ミネラルウォーターを買うよりも、フルーツのほうが安い。
 
 だから、ごく一般の家庭であっても、
 食卓の上に山盛りのフルーツが並んでいるんですね。
 
 
 つまり、「外国のフルーツ山盛り」は、日本でいうところの
 「急須と湯のみ」のセットのようなものなんですよ。
 
 旅館の、お茶セット。
 あれと同じ位置づけなんですね。
 
 
 さて。
 
 
 「海外ではフルーツが水がわり」と知ると、ちょっと気になるのが、
 「めちゃめちゃのどが渇いたときには、どうするのか」ということ。
 
 中学生の息子が、野球部の練習を終えて
 「おかーさん、のど渇いたー!」なんていって帰ってきたときに、
 日本ならば麦茶や水道水を、ゴクゴクと飲むところですが、
 海外では「水分補給はフルーツ」なんですからね。
 
 このフルーツが、スイカのように、水分含有量が多く、
 まさに「水がわり」になるようなものだったら問題は無いでしょうが。
 
 「リンゴ」くらいだったら、きつくないですか?
 
 のどが渇いているときに、リンゴまるかじり。
 なんとなく、のどにリンゴが張り付くような感じがします。
 
 ゴクゴクは飲めないし、やっぱりここは、麦茶のほうがいい。
 
 
 もし、たまたまスイカもリンゴも切らしていて、
 バナナくらいしかなかったときなんか、どうするんでしょうか。
 
 のどが渇いているときに、バナナ。
 
 マラソンの補給でバナナを食べている人もいますけれど、
 あれはやっぱり、水があってこそのバナナですよね。
 
 あの補給がバナナ「だけ」だったら、ほとんど嫌がらせですよ。
 
 
 部活から帰ってきた息子も、むかつくと思います。
 
 「おかーさん、のど渇いたー」
 「はい、バナナ」
 
 下手したらグレますよ。
 
 
 のどが渇いたときは、やはり水に限ります。


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posted by 加藤のどか at 11:45| 高知 | 食べ物のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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