いろいろな情報を知れば知るほど、絶望的な気持ちになってきますよね。
・食料自給率は、40%未満。
・農家の半分は、60歳以上。
・休耕地や耕作放棄地の拡大。
お先真っ暗。(゜△ ゜)
国は、補助金つけたり、いろいろな支援をして、
なんとか農業を盛り上げようと頑張っているようですが。
今のところ、改善の兆しは、見られませんね。
さて。
本気で、農業を復活させたいのならば。
一つ、簡単な方法があります。
それは、義務教育に「農業」を、入れること。
誰もが農業を身近に感じることにより、
食に対しての危機意識も高まりますし、
本当に良い食物を選んで購入してくれるようになる。ゆえに農家も助かる。
なーんて目的で「義務教育に農業を!」というのでは、ありません。
「消費者意識」を、育てることを目的とした、「農業教育」の導入ではなく。
「生産者」を、育てることを目的とした、農業教育を行う。
「農業の天才」を見つけるために、「農業」を義務教育に取り入れるんです。
皆さんは、何の才能がありますか?
勉強が得意な人。
野球が得意な人。
サッカーが得意な人。
絵を描くのが得意な人。
ルービックキューブが得意な人。
いろんな才能を持った人が、いると思いますが。
その才能が発揮されるためには、ゼッタイに必要な条件があります。
それは。
「その行為をする機会が、あること」
野球という文化が無いインドにおいて
イチローを超えるような野球の才能がある人は、たぶん、います。
(だって、10億人近くの人間がいるんだから)
でも、「イチローを超える野球の才能を持ったインド人」が、
イチローよりも、野球がうまくなることは、無いです。
だって、彼は野球をしたことが、無いから。
潜在的な才能は、永久に潜在したまま。
才能というのは、機会があってこそ、発揮されるものです。
数学の才能がある人は、義務教育によって「数学」と出会うことにより、
自らの才能に気づきます。
ほかの人が悩む問題でも、僕はスラスラと解ける! (゜▽ ゜)
数学を学ぶのが面白いし、興味が尽きない! (゜▽ ゜)
そういう人が、大学の数学科に進み、数学者になり、
日本の数学のレベルを引き上げます。
はっきり言って、因数分解なんて、99%以上の人は必要としない知識です。
実際、僕は、大学入試以降、
因数分解の知識を使う場面に、出くわしたことがありません。
でも、義務教育で因数分解を扱うことによって、
少数の「数学者」「物理学者」等の研究者が生まれ、
新たな技術が開発されていくわけです。
もし
「因数分解なんて、大多数の人に必要ないから、廃止しよう」
と、なれば。
99%の人には、全く影響がなくても、1%の人に影響があります。
日本の理系を支える人々が、生まれなくなってしまうんですよね。
「その道のトップ」が、生まれなくなってしまうんです。
つまり。
機会を与えない限り、才能が発揮されることは、ないんです。
才能があったとしても、その才能は、埋もれたままなんですね。
で。
農業。
皆さん、農業をやったことがありますか?
ま、普通は「無い」ですよね。
年配の方ならともかく、現代の若い世代は、ほとんどが「都会出身者」。
農業なんて、遠い世界の話。
田んぼも、畑も、近所にはありません。
20歳くらいだと、そういう人が、半分以上だと思います。
ましてや「農業」を体験した人となると、
全体の1割もいないんじゃないかと思います。(若い人に限れば)
農業を経験する「機会」は、普通の人には、ありません。
つまり「農業の才能」があったとしても、気付くことが出来ないんです。
義務教育に「農業」を導入する目的というのは、
一般の人に、広く浅い農業知識を得てもらうためでは、ありません。
100人に1人の「農業の天才」を発掘するためです。
どんな学問でも、100人に1人くらいは、
バカみたいに興味を持つ子供が、いるものです。
数学だって、大半の人は嫌いですけれど、
100人に1人くらい、数学にハマっちゃう奴が、いるもんです。
そういう人が、将来、日本の理系技術を支えるんです。
もし、義務教育に農業が導入されて、
都会の子供でも、「農業」を経験するとなれば。
100人に1人くらい、目をランランと輝かせて、
農業にハマる奴が、出てくるんです。
土壌分析とか、肥料設計とか、品種改良とか。
もう、楽しくて楽しくて、しょうがない。そんな奴は、必ずいます。
周りが反対しようが、何しようが、農業高校⇒農業大学⇒農家と、
農業エリートコースを突き進む「都会の子」が出てくるはず。
100人に1人でいい。
100人に1人、そういう子供が出てくれば。
1年間で、1万人の「若い農家」が生まれるんですよ。
(しかも、みんな農業が大好き! 嫌々実家を継ぐ農家とは、大違い!)
日本の農業なんて、あっという間に復活します。
学校の授業なんて、今から振り返れば、役に立たないことばかりです。
でも、それでもいいと思うんです。
物理も、化学も、地学も、古文も、漢文も、世界史も。
99%の人にとっては必要ない知識です。(受験時は除く)
経験する「機会」を持たせてやることによって、
そのジャンルの「トップ」に立つ人が、生まれるんです。
農業を復活させる、一番の早道。
それは「義務教育への、農業の導入」だと思うんです。
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