2008年07月31日

農業クイズ

夏休みの思い出

                        2年1組  山田太郎

 夏休みに、おばあちゃんの家にあそびに行きました。3日かん、おばあちゃん
の家にとまって、海でおよいだり、花火をやったりしました。
 おばあちゃんの家には、小さな畑があります。まるでスーパーのような、いろ
んなお野菜が、畑に植えられていました。
 おばあちゃんは野菜づくりの名人です。トマトや、なすや、ピーマンや、かぼ
ちゃや、ホウレンソウなんかがありました。ほかにも、見たことのない野菜も、
たくさん植えられていました。
 みんな、太陽の光をあびて、とても気持ち良さそうです。朝にふった雨が、ま
だ葉っぱにのこっていて、とてもきれいでした。雨をあびると、野菜はみんな元
気になるんだよ、と、おばあちゃんが教えてくれました。
 何かお手伝いをしようと思ったので、トマトの葉っぱについていた青虫をとり
ました。青虫は葉っぱを食べてしまいます。大きくなったらチョウチョウになる
んだよと教えてくれたので、帰ってから、育ててみようと思いました。
 お手伝いをしたら、そのあとで、とりたてのトウモロコシをゆでてくれました。
モチモチしていて、とてもおいしかったです。昔のトウモロコシは、みんな、モ
チモチしていたんだと、おばあちゃんが教えてくれました。



【問題】

上の作文には、幾つかの農業的な間違いがあります。
全部で、間違いは幾つあるでしょうか?

◆0
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0026788A15675
◆1
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0026788A2c637
◆2
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0026788A395eb
◆3
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0026788A401fb
◆4
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0026788A558ba
◆5以上
http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0026788A646fc
○結果を見る
http://clickenquete.com/a/r.php?Q0026788C65b7
○コメントボード
http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0026788P00C10fe

(編注:現在は受け付けていません。)


解答編です。さっそくいきましょうか。


一つ目の間違いは・・・

「おばあちゃんは野菜づくりの名人です。トマトや、なすや、ピーマンや、かぼ
 ちゃや、ホウレンソウなんかがありました。」

まずは、ここですね。

作文から判断するに、季節は夏。そして海際ということなので、
気温の低い高原地帯でもない。

となると、育たない作物が一つあります。「ホウレンソウ」です。

無理すれば育たないこともないでしょうが、
普通、夏場にホウレンソウは作りません。ホウレンソウの旬は冬。

夏場に栽培する場合は、ハウス内を遮光して、
温度が高くならないようにして栽培します。もしくは高原地帯で。
25度以上になると、ホウレンソウは病気になりやすいのです。

よって、一つ目の間違いは「ホウレンソウ」を育てていること。



2つ目。

「雨をあびると、野菜はみんな元気になるんだよ」という、おばあちゃんの
言葉。おばあちゃんが育てているのは、ホウレンソウは間違いだとしても、
トマト・ナス・ピーマン・カボチャ・トウモロコシが残っています。

この中で、トマトは雨が苦手。
(ミニトマトなら、何とか大丈夫でも、大玉トマトは難しい)

家庭菜園であっても、雨よけ栽培といって、
小さなビニールハウスのようなものを設置して、
雨が直接あたらないようにして育てます。

トマトはもともと、乾燥地帯に生えていた植物ですから、
水が無いくらいでちょうどいいんですね。
空気中から水分をゲットするようなヤツですから。

ということで、2つ目の間違いは
「雨をあびても、トマトは元気にならない」ということでした。



3つ目。個人的には、これが一番簡単だったと思いますが。

「トマトの葉っぱについていた青虫」の部分。

青虫とは、モンシロチョウの幼虫のこと。
そして、トマトに青虫はつきません。

青虫がつくのは、キャベツなどのアブラナ科の植物であり、トマトはナス科。

トマトにつくのは、ヨトウムシという害虫です。
「芋虫」ならば間違いではありませんが、
ヨトウムシはどう見ても青くないので、「青虫」ではありません。

そして、ヨトウムシは育てたら「蛾」になります。
「蝶々」には、ならないのです。

これが3つ目の間違いですね。





以上っ!

ということで、正解は「3」でした。

執筆現在(8月1日早朝)、正解者は約33%。

ひょっとして、僕が気づかない間違いがあって、
真実の正解が「5以上」とかかもしれませんが・・・


あ、昔のトウモロコシがもちもちしていたというのは、本当です。

「地黍(じきび)」なんていいますね。
田舎のほうでは、細々とつくっているところもあります。

ほかに間違いは無いと思うし、
回答数も「3」が一番多かったので、たぶん正解は「3」です。
うん、そうだと思う。きっとそうだ。(出題者が不安になってどうする)


正解された方々、おめでとうございました!
貴方の心にほんのりと宿る満足感が賞品です!



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posted by 加藤のどか at 17:51| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

おばあちゃんの帽子

猛暑ですね。

ニュースを見ていると、どこで38度だ、39度だと、
猛暑関連のニュースが毎日目白押しです。

そんなニュース映像を見ていると、不思議に思うことがあるのですが。


何故、みんな帽子をかぶらないのか。


暑い暑いと言っておきながら、
ほとんどの人は、帽子をかぶっていません。

僕が畑仕事をしているからかもしれませんが、
夏の外出に、帽子は必須のアイテムです。

理想は麦藁帽子。なければ野球帽。

これがあると無いとでは、暑さが全く違います。

帽子無しで、農作業をしようなんていうのは、自殺行為に等しいです。


なのに、都会で外歩きをする人、
例えば営業職の人などで、帽子をかぶっている人は、まずいないと思います。

でも、都会のサラリーマンとはいえ、
昔の人は、帽子をかぶっていたんですよね。


1950年代くらいの、昔の日本映画を観ていると、
結構、帽子をかぶったサラリーマンの姿が目に付きます。

戦後すぐの頃は、スーツに帽子というのは、
正装だったんじゃないでしょうか。

パナマ帽っていうんですかね、あれをかぶっている映像を見ることができます。



帽子は、いつごろから姿を消したんでしょうか?

僕の親の世代、つまり団塊の世代では、
もう帽子をかぶるという風習は、なくなっている気がしますが・・・


今、あらためて。


これだけ猛暑猛暑と世間が騒いでいて、
現に熱中症で倒れる人も多く出ているんですから。

クールビズや、男性用日傘なんていうのも良いですが、
それよりも、もっと単純な「帽子」を思い出していただきたい。

帽子をかぶるだけで、熱中症なんて、ほとんど無くなるはずです。



皆さん。

ぜひとも、もう一度、
子供のころに聞いた、おばあちゃんのあの言葉を思い出していただきたいのです。

「外にいくなら、帽子かぶっていきな!」



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posted by 加藤のどか at 17:49| いろいろなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

田舎の車と都会の電車

よく、田舎暮らしをしたい人に聞かれること。
そして、このメルマガでも何度か触れてきた事柄ですが。

あらためて。

「車」の話をします。



免許がある人だったら、何も問題ないですが。

よくあるケースが、都会で暮らしていて、自動車の免許を持っていない。
でも将来的には田舎暮らしをしてみたい。

バスだとか、公共の交通機関だけで、何とか田舎暮らしをやっていくことは
出来ないだろうか、と。そんな話を、よく聞きます。



結論からいえば。

無理。

だと、僕は思います。



田舎といっても、いろいろレベルがありますが。。。

電車の駅があったり、歩いていけるコンビニがあったり、
その程度の田舎ならば、一概に無理とは言えませんが。

田んぼや畑に囲まれた生活をしたい、なんていうレベルなら。


無理。まず、無理。


都会でしか暮らしたことのない人には、ピンと来ないんですが、
田舎では「車」の概念が全く、都会とは違うんです。

まさに、足。サンダルレベル。
ちょっと出かけるから、車。そんな感じです。

「コンビニに行くのに、車を運転する」なんていうと、
都会の人だったら「はぁ?なんでそこまでして?」と感じますが、
田舎の人だったら、そりゃ当然のことで、何とも思わないはずです。



逆の立場にあるのが、都会の電車です。



田舎の人にとっては、電車に乗ることは、ほとんどありません。

田舎育ちの人が、都会暮らしをはじめるときに
「電車に乗るのが怖いのだけれど、車だけで東京で生活できる?」と
問われても、まず答えは「無理」でしょう。

「無理じゃないけれど、そりゃすごい不便だよ」
「電車の乗り方なんて難しいものじゃないんだから、利用したほうがいいよ」

そう言うと思います。


同じことなんですね、田舎の車と、都会の電車は。



しかし。

それでも、車は嫌だ。

電車は自分で運転するわけじゃないし、小学生だって乗れる。
でも車は免許がなけりゃ乗れないし、運転だって難しい。

そう心配なさる方も、いるやもしれません。


が。


田舎の運転は、簡単。驚くほど簡単です。

僕は免許をとったのが、東京のど真ん中だったもので、
それはそれは苦労した思い出があります。

いきなりの路上教習で片道3車線のプチ渋滞の中を車線変更とかいって、
鬼な要求をされた思い出があります。

その頃は、なんと運転は難しいんだ、と思っていました。

今でも、東京で運転するのは嫌ですよ。難しいから。

信号はたくさんあるし、一方通行の道もあるし、
何車線もある広い道はあるし、自転車も通るし、歩行者も通る。

こんな中で運転するのは神経使うし、とても大変。
東京で運転しようなんて、思いません。



でも、田舎の運転は超簡単です。


信号もない。片道1車線。渋滞なんて、ほとんど無い。
自転車も歩行者もいない。車線変更なんてもちろん無い。

「進む」と「停まる」さえ出来れば、
運転できるといっても過言ではありません。



東京の人にわかりやすいように、電車に例えるとすれば。

東京の車の運転は「青葉台から松戸まで、電車で最も早く行くルート」を
考えるのと同じくらいの難しさであるとすれば。

田舎の車の運転は「渋谷から恵比寿まで、電車で最も早く行くルート」を
考えるのと同じくらいの簡単さなのです。
(東京以外の方には分からない例えですね・・・)

何が言いたいかというと。

田舎の運転は簡単だから、心配せずに、頑張って免許をとって、
車と共に田舎暮らしをはじめたらいいよ、ということです。



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posted by 加藤のどか at 17:48| 田舎暮らしのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月27日

電気・水道・ガス

田舎で暮らそうと思った場合。

それも、地方都市レベルじゃなく、山奥にでも住もうと思った場合。

それも、自分で家を新築しようなんて思った場合。


生活インフラを整える必要が出てきます。


具体的には、電気・水道・ガスですね。
これくらいは無いと、不便でしょうがありません。


では、この3つのうち、どれを準備するのが一番大変か。
というか、新築するとなったときに、気をつけなければならないことは何か。


重要度でいえば、明らかに水道>電気>ガスの順番です。




まずは簡単なほうから。ガス。

これは、日本全国、どんな山奥でも、無人島であっても、問題ありません。
ボンベに入ったプロパンガスを、設置すればいいだけなんですから。

極端な話、富士山の頂上だって、ガスは簡単に設置できるワケです。

車が入ってゆける土地であるのならば、問題ありません。




ちょっと難しいのが、電気。

既に電気が通っているところならばいいですが、
もし、電気のない山奥にでも住もうと思った場合。

自分で電気を引っ張ってこないといけません。

ポイントとなるのが「1キロ」という距離。

日本の電気会社では、既にある電線から1キロ以内の範囲の場合、
電線の延長料金が無料になるのです。

1キロまでなら、タダで電線を設置できるんです。こりゃお得!

じゃあ、1キロを過ぎたらどうなるのかというと・・・
1メートルあたり、3200円くらいの金額がかかります。

つまり、無料区間から、さらに1キロ余分に電線を伸ばそうとしたら
320万円もかかってしまうということ。こりゃ高い!

最終電線地帯から、10キロも離れたところに住もうと思ったら・・・

電線を延ばすよりも、太陽光発電とか、ガソリンエンジンの発電機とか、
何かしらの自家発電装置を造ってしまったほうが、安くつくと思います。




さて。

最も難しいのが、水道。

都会の人にはピンと来ないでしょうが、
日本全国、水道の通っていない地域というのは、まだまだあります。

ちょっと山奥なんか入ったら、まず水道はありません。

そういうところでは、沢水を引いて生活用水にしています。

良い沢水だったら、水道水よりも遥かに美味しいし、
キレイだし、清潔だし、言うことないんですが。

場所のよくないところだと、農薬や除草剤が混じってしまったり。

また、時期によっては涸れてしまう、なんていうこともあります。

水ばっかりは、自分でつくることも、宅配してもらうことも出来ません。

逆に言えば、どんな山奥の集落であっても、
そこには必ず「水」があるということです。

水ばっかりは、自分でどうこうすることが出来ませんから、
水のあるところを選んで、家を建てるしかないわけです。




超山奥で田舎暮らしをしたい場合。

そして、旧来の集落に住み着くのではなく、自分で開拓して、新築したい場合。

第一のポイントは「涸れない水」
第二のポイントは「電気が1キロ以内にあること」

この2つをチェックしてください。



・・・ほとんどの方には、一生役に立たない知識でしょうが。



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posted by 加藤のどか at 17:47| 田舎暮らしのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

くず

夏です。

雑草がたくましく膨張し続ける季節です。


僕も農業にホンの少しですがたずさわるモノの一人として、やはり雑草は嫌い。

では、数ある雑草の中で、何が一番嫌いかと問われたならば。

問われたならば。ハァー、問われたならば。(浪曲師の声で再生)



「クズ」と答えます。漢字で書くと「葛」ですね。



・・・と言われても。

クズがどんな植物だか、知らない方も多いでしょう。

百聞一見にしかず。こんなやつです。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kuzu.html

そう。
葛餅とか、葛湯とか、葛根湯とかに使われる、あの葛です。

秋の七草の一つにも数えられている、あの葛です。

(以下、話は少し脱線)

ところで、秋の七草といえば
「ハギ・ススキ・クズ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ・ナデシコ」。

春の七草といえば
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」。

この違い、わかりますか?

答えは。

春の七草は「七草がゆ」というほどで、すべて食べられる草ですが、
秋の七草は、食べられません。「見て楽しむ草」なんです。

クズが入っているから「食べられるんじゃないか」と思い、
ススキなんか食べないでくださいね。かなり固いですから。
いや、食べたことないから知りませんが、固そうですから。

(脱線おわり)



話は戻って。クズ。

何でクズが嫌なのか。
それは、強靭なまでの生命力。

刈っても刈っても生えてくる。
ツル性の植物だから、草刈機に巻きつきやがる。
ひどいものになると、低木を覆ったりして、そりゃあもう大変・・・

時には見上げるようにして、
上空に草刈機を振り回すハメになります。



ただ、昔はこんなに、クズの「害」はひどくなかったと思うんですよ。

昔の人は、今の人よりも、もっと田畑の手入れをしていたのでしょう。
きちんと手入れをしていれば、それほど困ることは無いはず。

実際、葛は、栽培されるほどに有用な植物なんですから。



しかし、現代のように、特に僕が住むような中山間地においては、
草刈の手入れは、行き届かないところも多くなります。

すると、はびこる、はびこる。まあはびこる。

おまけに、葛の根はデンプン質ですから、
それを狙って、イノシシが畑をほじくり返す。

畦道なんか掘られた日には、重機で直さないといけません。

それもこれも、クズが生えるから。



まさにクズです。植物のクズ(2つの意味で)。



そんなクズの悪口をメルマガで言いふらしてやろうと画策して
ちょっとネットで調べていたら。面白い話を見つけました。

今から100年ほど前のこと。

クズの繁殖力に目をつけた、
当時としては慧眼な、今から思えば愚かな一人のアメリカンがいたそうです。

クズって、もともとアジアの植物であり、アメリカには無かったのです。

そのクズを見て、この繁殖力だったら、庭先を覆う「ツタ」として利用したり、
荒地の緑化なんかにも使えるんじゃないかと思ったらしいんです。

で。

クズを、太平洋の向こう側で広めまくったらしいんですね。

当初は、その繁殖力が良い方向に出て、
有用植物として大変もてはやされたらしいんですが。

アメリカ南部の環境が、クズには適合すぎるぐらい適合してしまいました。
また、アメリカにはクズを食べる動物がいなかったことも幸いしたそうです。

爆発的な繁殖力で、あっという間に野山に広がり・・・

そして100年。

今では、アメリカの有害外来種に指定されています。クズ。


駆除も、やりにくいんですよね。

刈っても、刈っても、栄養をたっぷりとたくわえた「根」が
地中に残っていますから、またすぐに生えてきます。

かなり強力な除草剤をまかないと、クズは死なないようです。

アメリカ南部では、クズは有害植物。

日本でいうところの、ブルーギルみたいなものです。





海の向こうでも、クズはやはりクズのようです(2つの意味で)。



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posted by 加藤のどか at 17:45| いろいろなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

人に好かれる方法

田舎は、都会よりも人間関係が濃密です。

都会のアパート暮らしのように、隣の人の顔も分からない、
なんてことはありません。

向こう3軒両隣は勿論のこと、集落の人ほとんどが知り合い。

職業も家族構成も性格も、みんながみんなを知っています。



そんな環境が好きか嫌いかは、人それぞれでしょうが。

おそらく、田舎暮らしをはじめる人、
誰しもが不安に思い、そして願っていることがあるでしょう。



「地域に受け入れられたい」
「周りの人と、良いお付き合いをしていきたい」



濃密な人間関係が好きか嫌いかは好みでしょうが、
誰しも、村八分にはなりたくないはずです。

好き好んで嫌われ者になろうという人は、珍しいですから。

でも、田舎暮らしをはじめた都会人の中には、
すんなり溶け込んで、周りから好かれる人もいれば、
いつまでも馴染めずに、周りから嫌われている人もいます。



この違いは、どこから来るのでしょうか?



「人に好かれる技術」なんていうと、怪しく、そしてあざとい感じがしますが、
ある程度は、こちらからの働きかけによって「好かれる」状態に
なることが出来ると思います。

僕が思うに、答えは単純。
都会だろうが、田舎だろうが、好かれる人は決まっています。

それは、相手のことが好きな人。

好かれる人は、好かれる前に、好いているのです。



単純な話です。

自分のことを嫌っている相手は、嫌いになりますよね。普通。
そして自分のことを好いてくれる相手は、好きになりますよね。普通。

だから、周りの人から好かれたければ、
周りの人を先に好きになっちゃえばいいんです。



では、どうやって好きになるか。

好きになる「フリ」でもいいですが、
本当に好きになったほうが効果は高いでしょう。

技術とかコツというと、やはりあざとい感じになってしまいますが、
あえてコツを言うとすれば。

好きなところを増幅して、嫌いなところには目を瞑ること。
演じるのではなく、本当に好きになるのです。



例えば。
田舎暮らしをはじめて、隣に住んでいる人と、どうもウマがあわない。

下品だし、ダサイし、いかにも田舎モノ丸出しという感じで、
話すのも嫌になる。話題といえば人の悪口ばかり。
そんなおじさんが住んでいたとしましょう。

でも、そんなおじさんでも、どこかしら優れたところは、あるはずです。

あなたが尊敬できる点が、一つか二つは、必ずあるはずです。

マムシを取るのがめっちゃウマイとか。
イノシシの足跡を追って巣を発見するとか。
トウモロコシの作り方が素晴らしく上手だとか。

そうしたら、嫌いな「下品」という部分には目をつぶって、
「マムシ取りの名人」として、おじさんを見直してみましょう。

あなたが心から、その人の一部分でも尊敬できるのであれば、
そこだけを増幅して、そこだけを目に入れてしまいましょう。

家族じゃあるまいし、隣近所の人と1日中、顔を付き合わせることは
ないんですから、会っている数分間、数時間だけは、
その人のいいところだけを増幅して、尊敬して、好きになってみましょう。



そうすれば、あなたも好かれます。



田舎の人間関係が心配だという人。
あなたから先に、相手のことを好きになっちゃえば、絶対に嫌われません。

それでも嫌ってくるような人は、どうせ地域でも嫌われていますから、
問題ありません。



要は、相手に好かれるか嫌われるかも、
こっちからの働きかけによって、どうとでもなるんです。
誤解を恐れずに言えば、ある程度はコントロールできるんです。

そう思うと気楽になりませんか?

好かれるか嫌われるかは、相手の問題、つまり田舎の人の問題ではなく、
自分の問題なんですから。

自分が好かれようと思えば、好かれるし。
嫌われようと思えば、嫌われることもできる。



・・・あ、言っておきますが。

恋愛には当てはまらないと思いますよ。
あくまで、職場やご近所づきあいレベルの好き嫌い。

男女のことは、ケース・バイ・ケースです。



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posted by 加藤のどか at 17:46| いろいろなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

好きな野菜

昨日の「嫌いな野菜ベスト5」に引き続き、
きょうは「好きな野菜ベスト5」のご紹介。

数十種類の野菜栽培を経験した中で、最も僕が心惹かれた野菜とは?

ま、どうでもいいっちゃ、どうでもいいんですが。一応盛り上げときます。

ちなみに。米と果物は抜いています。野菜じゃないから。
スイカやメロンも抜いています。
分類は一応野菜ですが、僕の中では、ありゃ果物なので。

と、いうことで。好きな野菜ベスト5のご紹介!




(゜▽ ゜)スキな野菜第5位・・・サツマイモ


簡単!楽勝!手間いらず!
それでいておなかいっぱい食べられる!庶民の味方サツマイモ!

味よりも「栽培が簡単」が、僕にとっては一番の魅力です。
秋の芋掘りも楽しいですね。

ツルをたどっていき、文字通り「芋づる式」に収穫できる喜びは、
なかなかのものです。

育てるのは簡単ですが、収穫が体力勝負になることが難点ですかね。

ツルを引っ張りゃ抜けるようなイメージもありますが、
実際はスコップで掘りまくらないといけません。

(当然、専業農家さんは機械で掘り出します)





(゜▽ ゜)スキな野菜第4位・・・オクラ


何度もこのメルマガで家庭菜園推奨している作物ですが。4位はオクラです。

花がきれい、簡単にできる、そして売っているものよりはるかにウマイ。
何拍子も利点がそろった、夏場の家庭菜園には欠かせない野菜です。

難点としては、枝や葉っぱがチクチクして、
皮膚が弱い繊細な人だと、手がブツブツになってしまうんです。

収穫の際は、完全に皮膚を覆うことを、おすすめします。




(゜▽ ゜)スキな野菜第3位・・・ソラマメ


これも以前、家庭菜園推奨しましたかね。
花がきれい、そして何よりウマイ。ソラマメは、やっぱり味の良さが魅力です。

採れたてのものは、売っているものとは全然違います。
もう金輪際、僕はスーパーでソラマメを買うことは無いでしょう。たぶん。

鮮度がモノを言う野菜ベスト3は、
トウモロコシ・ソラマメ・タケノコだと、僕は思います。
(タケノコは野菜じゃありませんが)

ソラマメは、秋に植えて春に収穫するのですが、
雪に耐えて越冬している姿もかわいいですね。

メンバーの少ない冬の家庭菜園の、名脇役です。(主役は小松菜や白菜)




(゜▽ ゜)スキな野菜第2位・・・エンドウマメ


簡単!ウマイ!花はそんなにキレイじゃないけど。。。

エンドウマメは、ツルを食べる「豆苗(とうみょう)」や、
鞘ごと食べる「スナップエンドウ」、豆を食べる「グリーンピース」と、
まるでフリーザ様のように形態変化させる野菜です。

一粒で何度も美味しい、嬉しいお野菜。

「グリーンピース用」とか「豆苗用」とか、
同じエンドウマメでもいろいろ品種がありますが、
まあ、家庭で食べるなら、何でも大丈夫です。




(゜▽ ゜)スキな野菜第1位・・・ミニトマト


簡単簡単。まるで雑草のごとき生命力のミニトマト。
栄えある「スキな野菜第1位」の座にに輝いたのはミニトマトです。

大玉トマトは、育てるの難しいですよ。簡単なのは「ミニ」。
出来ることなら、畑のところどころに、1本ずつ植えたいですね。

そしたら、通りかかったときに「ツマミ」として喉を潤せるので重宝します。

市販のトマトは、青いものを収穫して、輸送過程で赤くするものも多いので、
「畑で赤くなったトマト」とは全く味が違います。

青いままのトマトを食べると、不思議というか当然というか、
市販のトマトの味がするんですよね。。。

ミニトマトにもいろいろ品種がありますが、
お気に入りは「アイコ」という品種。

ちょっと細長い、銃弾のような形をしたミニトマトです。

10本も植えとけば、食べきれないほど収穫できます。





ま、ツラツラと書きなぐりましたが。

家庭菜園をやっている人に尋ねると、
やはりスキな野菜、キライな野菜は出てくるそうです。

相性の問題ですかね。

ほとんどの野菜はうまく育てられるのに、
トウモロコシだけはいつも失敗してしまう、なんていう人もいます。

統計をとっていけば「家庭菜園占い」なんてのも、出来るかもしれません。


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posted by 加藤のどか at 17:44| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

嫌いな野菜

田舎に移住してからというもの、数々の野菜を育ててみました。

商売として作ったものから、自家用のもの、庭で育てただけのもの。

総計、数十種類にはなったと思います。


そこで。


総計数十種類の経験の中から、独断で選んだ
「好きな野菜&嫌いな野菜」ランキングをご紹介!

単純な「食べること」の好き嫌いではなく。
「食べること」と「作ること」あわせた上での好き嫌いです。


まず本日は「嫌いな野菜ベスト(ワースト)5」、
続いて明日に「好きな野菜ベスト5」の発表です!

あ、言っときますが、根拠は「好み」だけですから。
もし、この野菜の専業農家さんがいらっしゃっても、気を悪くなさらずに。

それでは早速。。。




(゜△ ゜)キライな野菜第5位・・・カリフラワー


まず、ブロッコリーのほうがウマイ。そして作るのも簡単。個人的には。
虫がつきやすい気がするし、気温が高くなると腐りやすいし。

カリフラワーって、僕が子供の時分には、食卓にも結構上っていた気がしますが、
最近はトント見ませんね。
やっぱりみんなブロッコリーのほうが好きなのでしょうか。

食べるのは、そこまでキライじゃありませんが、
作るのがキライな作物ですね。カリフラワーは。

何でスーパーで売っているのは、あんな真っ白なカリフラワーになるのか不思議。
どうしても、虫の跡とかついて、汚くなっちゃうんです。




(゜△ ゜)キライな野菜第4位・・・キャベツ


ちゃんとした農家の方なら、あまりこういうことは無いのでしょうが。。。

僕が作ったキャベツが、ときどき「巻き」がゆるくて、
葉っぱと葉っぱの間に隙間が空いていることがあるんですよ。

で。

収穫したキャベツを家に持って帰ったら、
その葉っぱの隙間からムカデが出現するという出来事以来、
あまり食べる気にも作る気にもなりません。

ムカデのほかにも、各種アオムシ、クモ、ナメクジ、
いろんな生き物の住処になりやすいです。だからキライ。

また、市販のキャベツは、ほとんどが消毒くさくて嫌ですね。。。
ニンジンやダイコンなら市販のものを買う気も起きますが、
キャベツはどうも。。。




(゜△ ゜)キライな野菜第3位・・・ダイコン


腐ると臭い!それに尽きます。

春取りのダイコンなんて、ちょっと気温が高くなって、
雨が降ったりすると、腐っちゃう。(ま、これも作り方が下手なのだろうが)

すると、えらい悪臭がするんですよ。腐れダイコンは。
アブラナ科の野菜は、どれも嫌なにおいがするのですが、
僕が一番キツイと思うのはダイコン。

また、例によってムカデさんが、ダイコンを食べて
内部に潜んでいたこともあり、それも嫌いな一因になっていますね。

(っていうか、キャベツやダイコンが嫌いなのではなく、
 ムカデが嫌いなだけでは?)

あまり巨大になりすぎても、家庭で使うのには困るので。。。
普通のダイコンよりも、こぶりな辛味ダイコンなんかが良いですね。




(゜△ ゜)キライな野菜第2位・・・ツルムラサキ


まずい!それに尽きます。
(ツルムラサキ農家の方、すいません)

近頃は健康野菜としてスポットライトを浴びたりしていますが、
僕はちょっとお口に合いません。。。

作るのは簡単なんですが、わざわざ食べたいとも思わない。
というか、生命力旺盛すぎて、鬱陶しいくらいに育ってしまいます。

夏場の葉物野菜としては重宝するでしょうが、
同じヌルヌル葉物系だったら、モロヘイヤのほうが良いと思います。




(゜△ ゜)キライな野菜第1位・・・レタス

キライな野菜堂々の第1位は、意外かもしれませんが、レタス。

収穫するとき、手が樹液(レタス液)でカピカピになる。
ちょっと湿り気があると腐っちゃう。そしてあんまり美味しくない。
切り口が茶色くなっちゃって、きれいじゃない。

何より、あまり美味しいと思えない。。。

「美味しいトマト」って想像できますが、
「美味しいレタス」って、想像できません。

実際、サラダをはじめとして、生野菜ってほとんど食べません。
唯一の例外といっていいのが、トマトくらい。トマトだけは生で食べます。

レタスのような葉物野菜だと、どうしても虫が微小な卵を産んでいる気がして、
気分的にもあまり生で食したくないのですね。。。




さて。




こうして見てみると、僕が嫌いな野菜の特徴は
「アブラナ科」「葉物野菜」の割合が多い気がします。

アブラナ科は、畑で腐りかけたときの、あの臭いがだめ。
嗅いだことのない方は分からないでしょうが、
アブラナ科の野菜が腐った臭いは、それはそれは嫌な臭いがします。僕は。

葉物野菜が嫌いなのは、「本体」を食べるのが、
気が進まないんですよね。。。

トマトやナスやキュウリだったら、植物自身が
実を食べられる覚悟の上で作っていると思うんですが、
レタスやホウレンソウは、自分自身が食べられる覚悟の上では
育っていないと思うんですよ。

トマトやナスやキュウリは、飼っている牛の乳を搾る感じで、
葉物野菜は、屠殺して肉をいただくイメージです。

そこも、何となく好きじゃないんですよね。。。

ところがどっこい。
冬場の小松菜なんて、大変美味しいと思うのですよ。これは大好き。
アブラナ科の葉物野菜なのに。いい加減なものです。

きょうは嫌いな野菜の発表ですから、あまり筆(キーボード)が
進みませんでしたが。明日は「好きな野菜ベスト5」の発表です。



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posted by 加藤のどか at 17:43| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

害虫

害虫というと、どんな虫を思い浮かべますか?

せっかく育てた作物を食べられてしまったり。
害虫が発生することで飢饉が起こったり。
使いたくもない農薬を使わないといけなかったり。

農家にとって、マイナスイメージしかない「害虫」。

農薬も無い昔の人たちは、さぞかし大変だったと思うかもしれません。


が。


「害虫」という概念が出来たのは、近代のこと。
江戸時代の日本には、害虫という概念は無かったそうです。

害虫も益虫も、すべて、ただの「虫」。

現代でも、東南アジアなどの発展途上諸国では、
害虫という言葉が無い地域も多いそうです。


では、害虫って何なのでしょうか。


まず、害虫が作物を根絶やしにする、ということは普通ありません。
作物を根絶やしにしてしまったら、困るのは害虫自身です。

害虫は作物を餌にしているんですから、作物と共存したいんです。
ですから、作物を殺してしまうことは、まずありません。

そして、害虫といっても、大発生することなどは何百年に1度であり、
普段はちょっと、作物のオスソワケをいただくだけの虫なんです。



江戸時代の日本、そして多くの外国諸国では、
作物の価値というのは「食べること」です。

食べ物なんですから、食べられればいいんです。

虫がすこしぐらい齧ることがあっても、
それは「害」ではなかったのでしょう。



しかし、近代になって作物の価値基準が変わってきました。
現代の日本では、作物の価値は「見た目」で決まることが多いのです。

味も大きさも同じでも、ちょっと虫が歩いた筋があったりしたら、
それだけで商品価値は無くなってしまうのです。

ですから、前近代では害虫ではなかった虫が、
近代では害虫という括りに入れられてしまったのではないでしょうか。


少しでも齧られるのが嫌だから、農薬を使う。
すると、害虫の中には農薬耐性をつけたものが出現してしまう。

一方、害虫の天敵である虫、すなわち益虫は農薬で死んでしまう。

必然、敵のいなくなった害虫が大発生する。
そこでふたたび農薬を多様しなくてはならない。


このようなスパイラルに陥ってしまったのが、
近代農業の一面ではないでしょうか。

品質を求める上で、どうしても取り除かなくてはならないもの。
その虫こそが、害虫となって、近代に現れたのでしょう。


日本の農作物の品質は、たぶん世界一です。
見た目も味も、世界一だと思います。

それだけ技術を発展させ、完璧な農作物をつくろうとしてきた。
だからその中で、「害虫」という概念もつくってしまったのでしょう。



稲の実の汁を吸い取って、色を黒くしてしまう虫がいます。

この虫がついたところで、
すべての稲が真っ黒になることはありません。

炊飯器いっぱいに炊いたごはんの中の、
せいぜい2〜3粒が黒ずんでしまう、というくらいです。



前近代において、そして現代も東南アジア諸国では、
こんな虫は「害虫」ではありません。

しかし、日本においては、この虫は害虫となってしまいます。



害虫が発生!なんていうと、
どんなに恐ろしいことがあるかと思いきや。

大半の虫は、害とも言えないような害しか残さない、
それを害と思わない人にとっては、害ではないものなのです。

害虫といっても、実際はそんなものなんです。



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posted by 加藤のどか at 17:42| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月20日

怖い思い出

怖い話をします。


農業では、トラクターだとかコンバインだとか、大型機械をよく使います。

必然、どうしても事故が起こるわけです。

農業の事故で、年間約400人が亡くなっています。
この数字は、長いこと横ばいのまま、変わっていません。


年間400人という数字。
多いと思いますか?少ないと思いますか?


身近な(と言ったら嫌だが)交通事故と比較してみましょう。


日本国民は1億2000万人。
交通事故での死者は年間約6000人です。

農業をやってる日本人は約300万人。
農作業中の事故での死者は年間約400人です。


えーっと、
6000÷120000000=、電卓の桁が足りないので、
ゼロを3つずつ消して・・・(小学生か)
6÷120000にして・・・、0.00005。
ってことは・・・0.05で5%だから・・・
0.005%!
交通事故で死ぬ確率は0.005%

で・・・
農業のほうは400÷3000000だから、ゼロ2つ消して・・・
4÷30000にして・・・0.00013だから
0.013%!
農民が農業中の事故で死ぬ確率は0.013%!

ユエニ。

農業のほうが交通事故の倍以上危険!(゜▽ ゜)

付け加えるならば。

公的な「農業従事者」の数は300万人とのことですが。
実際、機械を扱ったりしている農家は、そんなにいないでしょう。
この中には、家の前の畑で野菜を作ってるオバアサンたちも含まれていますから。

僕の感覚的には、農業従事者の母体数を半分に減らしても
問題ない気はするので。まあ、その勝手な感覚を前提にすれば、
事故確率は0.026%になって、5倍くらいになるわけですが。



ともかく。

農業って、結構キケンなわけです。



では、具体的にどんな事故が起こり得るのでしょうか?

ここからは、統計などを無視して実体験で語らせていただきます。



今日の本題。怖い話。


あれは・・・トラクターを使い出して間もない頃・・・

皆さん、トラクターは分かりますか?
土をかきまぜる乗り物です。これを手でやるなら「クワ」になるわけです。

トラクターで一番多い事故というのは「ひっくりかえる」こと。

トラクターは一般的に、前よりも後ろのほうが重いために、
段差を登るときとか、坂を登るときに、
ウイリーしたようになってひっくり返ってしまうそうです。
(実際には当然見たことはないが)

運転席が、きちんとした鉄枠で囲われていて、
天井もついているのならば軽症で済むでしょうが、
屋根がない昔ながらのトラクターならば、
運転手が下敷きになってしまうということです。

バイクがウイリーしてひっくり返るようなものです。その大型版。


で。


僕の借りた畑にも、結構な「坂道」があったんですね。

斜度にすると30度は超えているでしょうかね。

道っていっても、小さな棚田に通じるだけの道で、
当然舗装なんかされておらず、夏になれば雑草に埋もれる道です。


そこを「登ろう」としたとき。


坂道の中ごろで突然、ふわっと、前輪が浮かび上がるのを感じました。


(゜Д ゜)ぉぉおおぉぉぉおおぉ怖ぉぉおおぉぉ
死ぬかと思ったああぁぁぉぉぁぁぉぉおおマジでぇえぇええぇぇぇぇ


しかし、まだ坂道は半ば。
ここにトラクターを置いていくわけにもいきません。

慎重に慎重を重ね、もしトラクターがひっくり返っても、
その瞬間にジャッキーチェンばりにトラクターから逃げ出そうと思いながら
(たぶんというか絶対無理であろうが)慎重に運転していきました。

まあ、そこでひっくり返らずにいたから、
今こうしてその体験をメルマガなんかにも書けるわけですが。


僕の、農業事故に一番近かった体験は、ソレです。
ヒヤリハットのハットレベル5くらいには行っていたと思います。





・・・後で知ったところによると、
急な坂道を登りたい場合は「バック」で登るのが基本らしいです。
後ろのほうが思いので、バックで登れば、ひっくり返ることは無いみたいです。

なので。
皆さんもトラクターで坂道を登るときは、バックでどうぞ!



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わかった、トラクターで坂道を登るときはバックにするよと、心に刻んだ人、クリックお願いします。
posted by 加藤のどか at 17:40| 農業のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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